現実の深みに堕ちない。非現実の底にも落ちない。
もっているものは、すべて役にたたない。
あるのは一本道しかない。なら、才能などいらない。
きまった道をいくしかない。
そう覚悟を決める過程で。いろいろと学び、なにかを得た。
宗教では、けっして得られない何かだった。
本来、学びというのは、宗教から切り離して考えるべきでしょう。

宗教の中に自分がある。そういう状況では、現実も、非現実も、
宗教が守ってくれる。その代り、受けに弱くなる。
あらゆる方向から飛んでくる、あらゆる妨害を、よけ、かわし、進む。
堕ちない。体制をくずさない。強じんな安定性。そのようなものは、
一本道を進む中でみにつけるバランスの中にある。育つ。