その人間不信の世界観は周囲に裏切る余地のある人を引き寄せ、自身から疑いの態度を引き出し”結果的に裏切られる”といった出来事を引き起こしてしまうでしょう。
これらを根本的に防ぐには、人に優しくして裏切られても構わないという覚悟を決めることだと思います。
失敗を責められるのを覚悟するとその失敗に関して人から責められにくくなると同様に、裏切られても構わないという想いは裏切られるような出来事を減らしてくれます。

また、覚悟とは小利を捨て大利を得ようとする精神(長期的視野)から生じるものですので、まずは、『私のした事が真に価値のあることならば世界が証明してくれる』というように思い続ける事で、それを仮にでも思考の中心に据えることが大切だと思います。
みみ様の場合ですと、幼少期の苦労が大きかった分、それに打ち勝って愛を大きく出来たのであれば、その苦労を経験しなかった人以上に、飛躍的に成長することができると思います。

ただ、現時点においても、両親からひどい仕打ちを受けた事で、人に優しくする意味など無いと思いそうな所を、人に優しくあろうとする気持ちを持てています。
この時点で、両親に愛された人が普通に人に優しくするよりも、大きな優しさを潜在的性格に得ていることになるでしょう。
みみ様の人に優しくあろうとした気持ちや、葛藤の全ては必ず報われるものだと思います。