霊界に於ける自分は、殊に先祖との交流、交渉深いぞ。
よって、自分の肉体は自分のみのものでないぞ。
先祖霊と交渉深いぞ。
神はもとより一切の交渉あるのであるぞ。

その祖先霊は神界に属するものと幽界に属するものとあるぞ。
中間に属するものもあるぞ。
神界に属するものは、正流を通じ、幽界に属するものは外流を通じて自分に反応してくるぞ。
正流に属する祖先は正守護神の一柱であり、外流に加はるものは、
副守護神の一柱と現はれてくるのであるぞ。
外流の中には、動植物霊も交ってくることあるぞ。
それは己の心の中にその霊と通ずるものあるためぞ。
 一切が自分であるためぞ。
常に一切を浄化せなならんぞ。
霊は常に体を求め、体は霊を求めて御座るからぞ。
霊体一致が喜びの根本であるぞ。
一つの肉体に無数の霊が感応し得るのざ。
それは霊なるが故にであるぞ。
霊には霊の霊が感応する。

又 高度の霊は無限に分霊するのであるぞ。
 
二重三重人格と申すのは、二重三重のつきものの転換によるものであり、
群集心理は一時的の憑依霊であると申してあろうがな。
霊が元と申してくどう知らしてあろうが。