新型コロナのワクチン接種が進められる中、増え続ける変異株に対してもワクチンは有効なのか。国内初となる調査が、横浜市立大学で進められています。

国内で接種が進むファイザー社製ワクチンは、従来型とされる「武漢型」への有効性は確立されていますが、その後生まれた変異株については、国内での調査はまだ行われていませんでした。 大学の研究チームでは、ことし3月から、ワクチンを接種したおよそ100人を対象に、イギリス型、南アフリカ型など8つの株に対して、感染を阻止する中和抗体が確立されているかを調査しています。