横軸が空間の広がり、縦軸が時間の経過、そして円錐が宇宙や。あくまで均等に宇宙が膨張した場合の図やけど、分かりやすく円錐にして書いたで。

時間と空間が交わった箇所が0。そこから円錐状に宇宙が広がっとるな。つまり0の地点が宇宙の誕生や。そしてここから時間もスタートすることになるわな。

もし時間が実在した場合、この0の部分、頂点に注目して欲しい。
ここが特異点となり、この特異点では全ての物理の値が♾、つまり無限大になってまう。物理法則が成り立たなくなるんや。

そこで、特異点が無い状態に持っていく必要がある。

分かりやすく言うとやな、地球の端っこは無いやんな。球体やから、地球には端っこが存在しない。