祭りの巻〜第12帖 

肉体あるうちに身み魂たまかまってもらわねば、
今度身み魂たま磨けて来たら末代のこと、
末代結構だから、それだけに大層だから、
お互いに手引き合って、
磨き合って御用結構ぞ、
分け隔てならんぞ、
わからん者はチョンに致すぞ、
元のキのことは、
元のキの血統でないとわからんのじゃ、
わかる者はわからねばならんぞ、
わからん者はわからんのがよいのじゃぞ。
何事も人民にわかりかけ致さな、
物事遅れるぞ、
十年遅れると申してあるが、
遅れると益々苦しくなるから、
遅れんよう結構したいなれど、
大層な肝腎かんじん要かなめは神々様にも申されんことであるが、
今のうちにわかってもらわねば、
知らしてからでは十人並みじゃ、
それまでは神の元のコトは申されんぞ、
元の身み魂たまに輝くぞ。