爺医者は、棚の上からチューブみたいなのを出してきて、それは長さ20cmくらいで
片方の先が漏斗型、片方の先が二股に分かれてた 爺医者はゆっくりと放屁線のふんどしを外し
放屁線の金玉袋が目の前に垂れ下がった でな、爺医者は
漏斗型のほうをを放屁線の肛門に、もう一方の二股のほうを俺の鼻の穴に突っ込んだんだ
「先生、これまさか?」 爺医者は、それまでと打って変わった厳かな顔で
「放屁線 用意」と言い、自分はガスマスクをかぶったんだよ
数秒のち、ブボボッというくぐもった音がし、2秒後に俺の鼻の穴に臭いが届いた

「臭ええええええああああああああああああああああ」 それはとても言葉では形容しがたい
なんとも凄まじい臭いで、俺は仰向けに寝たまま上に向かって胃液を吐いた
「臭えよう」 爺医者はそれにかまわず、冷静な声で「第2弾 発射」
ブボボボボ・・・ 俺が覚えてるのはそこまでだ
気がつくと一人で診察台に寝てたんだ しばらくして爺医者がやってきて、
俺の鼻の穴をペンライトで照らし、「あ、鼻癌、治ってますな」って言ったんだ