【悲報】東條英機さん、逆さ吊りにされたムッソリーニの処刑写真を見てビビりまくっていた
国民の「報復」に怯えていた東條

 イタリアは1943年9月8日に無条件降伏をして、パルチザンに捕らえられた独裁者ムッソリーニは1945年4月28日、愛人のクラレッタ・ペタッチとともに銃殺され、その死体はミラノのロレート広場に逆さ吊りにされた。

 ムッソリーニの処刑のあとにヒトラーもまたベルリンの首相官邸までソ連軍に攻め込まれ、自ら命を絶った。その際にムッソリーニのように晒し者になりたくないので、遺体を焼却するよう言い残したと言われているほどだ。

 逆さ吊りにされたムッソリーニの写真は、雑誌「ライフ」に掲載されて世界中に流された。
日本でも九月に入ってから意図的に、その写真が報道されたのだが、東條はその写真を見て、異様なほど脅えていたという。家族を全員別の場所に移し、東條姓を名乗らなくてもすむように娘たちの戸籍を変えようとした。
国民からの批判、あるいは復讐にも似た行為を恐れていたのだろう。天皇のために、つまり「公」のために自らの生き方を貫くというのではなく、ひたすら自らの戦時下の国民に向けての発言のはね返りや、さらには戦陣訓に怯えていたことになる。
https://bunshun.jp/articles/amp/39305?page=1