ワクチンの安全や信頼を訴えるキャンペーンをしなければならないのは、ワクチンの限界と危険性を知る人が増えたからにほかならない。ワクチンの危険性が広く知られたのは、おそらく、1950年代に開発されたポリオ向けの製品だろう。ワクチンを投与したサルがポリオを発症することがすぐに判明、警告が無視されたことから多くの被害者が出た。