投資も消費もせずお金を貯め込む日本は「教育失敗国」
3/26(金) 18:08配信

<日本と中国の決定的な差は「未来に対する挑戦心」>
日本人が投資をしない理由のひとつは、「教育の失敗」にあると指摘する。
「教育で一番大事なことは、未来を自分たちでつくること、
明るい未来が自分たちの前にあると信じること。
しかし現実は逆で、小学生から大学生まで、学年が上がるほど未来に対する悲観度は増していく。
未来に対して暗い気持ちになる子供が増えるのは、教育の失敗と言わざるを得ない」

「投資とは未来をつくること」。
未来は明るいと信じていれば投資をして世の中が回る。
反対に、お先真っ暗だと思っていたら投資はできない。
結果、世の中は動かず、結果的に心も暗くなるという負のスパイラルに陥る。
国の経済力の目安としてよく用いられる指標にGDP(国内総生産)がある。
中国のGDPが日本を抜いたのは2010年のこと。
それから10年後の2020年、日本と中国の差は約3倍にも開いた。
この差は未来に対する確信の差、挑戦の差。
特に若い世代にとって、「時間」は強力な味方だ。
「現金主義」を卒業することで、希望に満ちた未来を切り開ける可能性がある。