平田篤胤はキリスト教や仏教の思想に触れて、神道を宗教的なものにしたかったようです。神道はそもそも神話の羅列と、儀式しかなく、体系などなかったのですが、平田が、天御中主を創造主とする日本独自の宗教にしようとした形跡が見られます。
(もしかしたらここにも先輩方が指摘なさっているようなイエズス会の影響があるのかもしれません)