なんか、死神と話してて思い出した話があったから書く。

多分10歳くらいの誕生日前後の話なんだけどさ、僕の家って元本家だから今でも親戚が沢山来るんだけど、
当時は今以上に人の出入りが激しくてね。そんな時に、黒いスーツを着たガタイのいい黒髪オールバックの男性に庭で話しかけられたんだよ。
「はじめまして。お誕生日おめでとうございます」って、だから親戚のおじさんかな?くらいに思って「ありがとう!」って返したらじっと僕の顔を見てきてさ。

僕「何?」
オールバック「…………」
僕「おじさん?」
オールバック「……ちゃんと生きてますよね?」