「日英同盟破棄は米国の意向」と解説される事が多いが、第一次大戦以後の英米の支配層はRIIA(王立国際問題研究所)とその米国支部CFR(外交問題評議会)が作られるなど増々一体化を深めており「米国単独の意向」とは考えにくい。英米裏権力の総体の意向として日英同盟は破棄されたと見るべきである。