明治末期に設立された「帰一協会」は日本に於ける早期の宗教ワンワールド運動である。銀行家の渋沢栄一、牧師の成瀬仁蔵、「キリシタン史観」を確立した宗教学者の姉崎正治らが参加していた。世界連邦運動に参加する宗教関係者が多いのは、この時以来の動きだと見る。日本会議もこの流れから生まれた。