「良い種をまく者は、人の子である。畑は世界である。
良い種と言うのは御国の子たちで、毒麦は悪い者の子た
ちである。それをまいた敵は悪魔である。収穫とは世の
終りのことで、刈る者は御使たちである。だから、毒麦
が集められて火で焼かれるように、世の終りにもそのと
おりになるであろう。

人の子はその使たちをつかわし、つまずきとなるものと
不法を行う者とを、ことごとく御国からとり集めて、炉
の火に投げ入れさせるであろう。そこでは泣き叫んだり
歯がみをしたりするであろう。そのとき、義人たちは彼
らの父の御国で、太陽のように輝きわたるであろう。
耳のある者は聞くがよい。

— マタイによる福音書13:36–43(口語訳)