ということは
もし『ミカサブミ』や『ホツマツタヱ』の、少なくとも上記の部分の記述が正しいなら、
その己等乃麻知比売命の兄君である
フツヌシ命も、忌部氏の御方である
ということになります。

両者は矛盾なく繋がります。

そこで、最初に書いた

ふつ と ふと

とが同じであるということに、極めて高い蓋然性が出てくるのです。

私は以前に、
私はいわゆる『古史古伝』の類いに書いてある内容は基本的に信じないのですが、
それでは部分的にも気になる箇所はまったくないのか?
と言われれば、それは嘘になる
ということを述べました。

それが、上記した
『ミカサブミ』『ホツマツタヱ』に記述がある
天児屋根命様に繋がる方々の、出自の部分です。