普通の人として暮らす人の中に、行きかう普通の見ず知らずの人の中に、隣人に、
新世界にとって悪性を抱えたものがいる。
この悪性は、普通の人には見えない。
また、普通の人にとって、ときに善に見えることもある。

だかこの悪性が、今までの社会を乱してきた大元だ。

そしてこの悪性は一見、大したことないように見えるが、もしも真の善ととなりあった場合、
その悪は増幅し、両者の間で命を懸けた戦いになるほど、悪性のものたちにとって本当の善は受け入れがたい。
それほどサガがはっきりしてる。

さあ、その激しき戦いの開幕だ。
どちらにつくかはもはや決まった。
二度と豚に真珠は与えない。