蚩尤族とは・・・

蚩尤しゆう族は、氏族ごとに分かれ、幼いころから剣の修行を積ませ、巫舞みぶという呼吸術で戦う民族。

一族から能力が高い代表者2名が選出され、最後の一人になるまで、殺し合いをさせる祭さいが行われる。

生き残った者が「蚩尤」として認められる。



羌瘣(きょうかい)

羌族しょうぞくに生まれ、蚩尤しゆうの後継者候補として育てられる。
羌象きょうしょうと共に剣術を学び、祭さいでは羌象に負けて死ぬと覚悟を決めていた。

しかし祭の当日に羌象に睡眠薬で眠らされ、羌象は殺されていた。

その理由は、幽連ゆうれんが他の族と手を組み狙い討ちするという掟おきて破りが行われ、それが見逃されていた。

掟のために死ぬ覚悟を決めていた羌瘣は、掟を破りで蚩尤となった幽連へ復讐するため、5年という長い旅が始まる。

使う剣の名は緑穂りょくすい。