羌瘣は信と魏の戦いで出会いますが、彼女はもともと将軍を目指していたわけではありません。彼女は、蚩尤(しゆう)という伝説の暗殺集団の後継者候補でした。巫舞(みぶ)と呼ばれる一族に伝わる超絶的な剣技を操り、魏の戦いでも他を圧倒する力を見せつけています。

蚩尤の正式な後継者となるためには、「祭」と呼ばれる殺し合いに参加しなくてはなりません。羌瘣も生まれ育った村から、その強さを見込まれ代表としてこの祭に参加したのです。この祭に参加したことで、羌瘣の人生は復讐と切り離せないものとなってしまいます。