それから、心霊写真は大部分がただの紙だから気にすることはないと言ってた
もちろん気になる人が持ってくれば寺で預かってもいいが、
そもそも見間違いのような場合がほとんどだそうだ。ただし、古道具、骨董類は
人間よりずっと長くこの世に存在してるものが多いので、
何らかの気が凝ってることもあるらしい
ただ特別に儀式をするまでもなく、しばらく本堂に置いておくと気は抜ける
「漂白剤に浸けるようなもんだね」と言ってた
 
まとまらない怖くもない長文になってしまった
これらは全部、俺が酒の席で友人から直接聞いた話だが、もしかしたら
違う宗派や宗教の人には別のように見えるのかもしれないとも言ってた
色眼鏡をかけるとレンズの色にものが染まって見えるように、
その地域の習慣や宗派の教えに影響されるということのようだ