茨城県の大井川和彦知事は22日、臨時会見し、新型コロナウイルス感染拡大に伴い全県に発令している県独自の緊急事態宣言について、23日付で前倒し解除すると発表した。それに伴い、不要不急の外出自粛や飲食店の営業時間短縮が解除される。

県は独自の宣言を延長するに際し、県全体の1日当たりの新規陽性者数が60人以下▽直近1週間の陽性者数が前週より減少▽病床稼働数が185床以下-の基準を設け、全てを満たせば期限を待たずに解除する方針を示していた。
15日には病床稼働数が181床となり、1日当たりの新規陽性者数などと合わせて、全ての解除基準を達成していた。県は18日にも宣言を解除する方針だったが、同日発表分の入院患者数が急激に増える見込みとなったため、解除を見送っていた。

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