したら「わけはちょっと言えねえが、これ見たらわかる」そう言って
俺の手をつかんでヤブ陰に引っ張っていき、残った片手で晒をほどき始めた
「やっぱホモか?」と逃げようとしたら
それを察したのか「ホモじゃねえったら!!」駄々っ子のように絶叫した
で、俺に財布ごと押し付けてきたんだ
「アンちゃんが好きなだけ取っていいから 頼む もうすぐ来るんだよ」
「わかりました、わかりましたよ、できることならやってもいいです」
こう答えると、「ありがてえ」どんどん晒をほどいてって・・・

んで、尻の後ろがあらわになったとき、俺は「あっ!」と叫んでしまった
尻たぼの間からでろんと長いものがこぼれたんだ
長さ40cm、太さ10cmはあったな
色は黒に蛍光グリーンの太い筋でうねうね動いてた
ヒルか何か、生き物に思えたが、そんなヤマビルはいないよな
「これ見えるかアンちゃん、寄生虫だよ しかも生きたもんじゃない」