これは仮説段階の宇宙論だな
われわれ人間は空間3次元、時間1次元を認識できる
ところが、時間というのは始まりの段階で
最初から終わりまですべて出来あがっているという考え方

目の前に豆腐があるとして真ん中あたりを包丁で切る
その断面が現在であり、豆腐の右側が過去、左が未来と考えてもいい

われわれ時間1次元人はその断面の現在しか認識できない
ところが時間2次元人なら過去へも未来へも自在に行ける
つまり自分が産まれてから死ぬまでを何度でも体験できるわけだ

ただ、この考え方の怖いところは
未来はすでに出来てしまっていて、どうやっても変えられないところ
完成した映画のストーリーが変えられないのと同じ