金枝篇もだいぶんぼろぼろになるまで、みんなに読まれたよね。
ああいう書物、私は東京大空襲頃に書いている。
今この世界に出回ってる聖枝は、あの頃の名残だから。
聖枝は、誰しも瞼を閉じればあるでしょう。