小学生の頃、俺が何を発言しても、キチガイ過ぎるせいで、すべてキチガイな意味にしか受け取れないやつが確かにいて、
常に俺にピッタリと自動車教習の教官みたいに視界のやや外にチラ見えするみたいな感じで立ってて、
俺が何を発言しても、すべてキチガイな文脈に誤読して、キレ気味で「は?」とか「え?」みたいなことを言っていたやつがいた、
という記憶があるのだが、

なぜか記憶の中ではすべて、視界の端っこにギリギリチラ見えするような感じで立っていた記憶で、具体的に誰だったかということを特定することができない。
さらに、具体的に発言があったような記憶もうっすらとあるが、もごもござわざわした感じにノイズがかかっていて、思い出せない。

いちおう、可能性としては、これもまた前の流れが一切思い出せないが、顔を真っ赤にしてぶちギレられて、ヒステリックにしつこく尻を何度も蹴りあげられて、
それで放送室に逃げ込んだ後も、しつこくバンバン鉄の扉を蹴っていた、という記憶の中に、特定の誰と言えるやつがいて、
そのために他の記憶も、その特定の彼であったかのように補完されているが、後付け感が否めない。

俺がどんなふうに行動しても、すべてに対して火病があって、そしてそれに対してこちらが、意識するようになるほど余計に火病が悪化していくし、無視し続けても火病するし、どのみち火病が出るという感じの人は、その後も中学の頃にもいた。
中学以降は、具体的に誰だったか特定できないということはなく、少なくとも顔は特定できる人だけだった。

あるいは、学校見学に行ったときや、ウォーキングをしていたときや、電車に乗車していたときなども、そういう統合失調症の人に遭遇したことはあるが、
すべてのケースにおいて、こちらが周囲の人をしっかりと見ているときにそれが起きたことは一度もなく、
やや視界の端にチラ見えしていた人がいきなり火病したというパターンしかない。

そして、冷静に考えて、そんなことがあり得るのか?と。何かに現実にハッキングされて侵入されてるんじゃねえの?と。

ここ数年は1度もない。

なんでこんな話をするのかというと、今朝見た夢で、そういう、大勢の普通の人たちに混じって、
キレ気味にもごもござわざわした謎の野次を飛ばすキャラが登場したから。顔は見ていない。