キャロル・ロジン

おはようございます、私は キャロル・ローゼンといいます。


1974年に小学6年生担任の教師を務めた後、アメリカのロケットの父である故ワーナー・フォン・ブラウン氏を紹介されました。最初に会った時、最初の3時間半のうちに彼は私に言いました。「キャロル、君たちは宇宙兵器の使用を中止するよ」と。

そして私が「冗談はおやめになって」と言うと、彼は「違うんだ。わかってくれ。今は2月だ。宇宙兵器の使用を止めなきゃいかん。その背後には嘘が隠されているからだ。最初のうわべ上の宇宙兵器使用の目的は悪の帝国ロシアだ。」

「それ以外にもたくさんの敵がいるんだ。そしてその架空の敵に対して宇宙に基地を持つ兵器システムを作るんだよ」と言いました。  

最初の敵はロシアだ、と彼は言うのです。そして次の敵はテロリスト、そしてその次は第3世界の国々、現在私たちが呼ぶところの劣等な国々や問題を抱える国々。そして次は小惑星。そして彼は次から次へと続けました。

そして最後のくじ、そしてそのまた最後のくじ、そして最後は異星人からの脅迫なのだと。ですが、私は彼が小惑星とか異星人と言った時、それをまじめに取りませんでした。

というのもその問題に自分が関わることになるとは思っていなかったからです。そして今まさに、彼らが次の敵を持ち出したことをニュースが伝えています。

言い換えれば、1兆ドルにものぼるお金を使い、その莫大なお金を宇宙基地の兵器システムに浪費するには何らかの理由がなければならないのです。ところがそんな理由はすべて嘘です。

「これは誰をも守ることのない防衛システムなんだ」フォン・ブラウン博士は言いました。そのころでさえ、彼は宇宙兵器の対象とはならないはずのスーツケース爆弾や化学兵器、生物兵器について話していました。

そして彼は私に、もし世界旅行すれば(彼が亡くなってから実際1977年に旅行したのですが)、、、100ヶ国以上で友人たちに会うだろうと言いました。彼らは敵ではありません。彼らは宇宙兵器なんて作りたがっていません。

私は宇宙防衛ミサイルコンサルタントになり、世界中の人々と働く機会がありました。私は中国の人々へのアドバイザーになりました。彼らは宇宙兵器システムを建設したがっていません。