A「フフッまぁ見てなって」
俺「本当にそんなことするの?」
A「ああ、面白いからな」
俺「待ってよ、その役、俺がやるよ」
A「へえ?本当かよ?」
俺「一番Kを刑務所に送りたいって思ってるのは俺だよ」
A「なら、気が変わらないうちに今日だな」
俺「え?今日?」
A「うん、時効ってのがあるんだよ、事件の犯人の捕まるのが遅くなると、逮捕できないらしい」(適当にAが俺についた嘘)
俺「なら、そうだね、やるしかない」

学校が終わるとすぐに俺たちはすぐに交番に向かった
事件当日の時に応対してくれた警察官がいたので、Kが小屋とは少し離れた場所で見つけたと嘘の報告をし、同行してもらうことにした
Aが警察官を小屋の離れた場所に誘導すると、俺は単独で小屋へ向かう
そして俺を見たKは怒りで暴れ出す、その最中に俺が大声をあげて、駆けつけた警察官にKを取り押さえてもらうという手筈だった

首尾よく進み警察官を指定の位置に配置した俺は警察の目を盗み、小屋の方に向かった
小屋に向かうに連れ、不快感のある匂い
小屋の入り口に達する頃には吐き気を催すレベルだった
小屋の中を見渡すまでもなく、当然のように部屋の中央に置かれた椅子に座るKがいた