よって、世の終わりーこの地上世界を主なる神さまにお返しするときに、
カトリック教会が説くような、この地上世界を霊的に完成された神の国としてお渡しできれば
理想でしょうが、現実はそうはならない。
人類は自ら破滅の道を歩み、この地上世界を物理的にはもちろん霊的にも破壊しつくして、
主なる神さまにお返しせざるを得なくなるでしょう。
神さまは、そうなってしまうことをあらかじめ予期して、
神さまの御言葉−聖書預言をとおして警告し、
そして人類の霊的救済のために、御一人子・主イエス・キリストさまを、
この地上世界にお送りくださったのだと思われます。
神さまも、人類がこの地上世界を楽園のように適切に管理し、すべての人々が
神さまの霊に満たされ幸せに生きることのできる社会を実現していたなら、
あるいは、このまま地上世界を人類にまかせようと考えられるかもしれません。
しかし、現実がそうではない以上、たとえ人類がそれを拒もうとも、
全能の強権をもってこの世界を引き取るほかないでしょう。
そもそもこの世界は、主なる神さまの創造による被造物、主なる神さまのもの、
わたしたち人間のこの肉体も神さまからの借り物なのですから、
いずれお返ししなくてはいけないときが必ずやってくる。
それが聖書に預言されている、この世の終わりなのでした。
主イエス・キリストさまの贖いによる救いを信仰によって受けいれた私たちキリスト者は、
この世の終わりのとき、神さまの御国を受け継ぐことを聖書の御言葉によって約束されています。
この世はいずれ過ぎ去るもの、この世に執着する不信仰な人々は抗うでしょうが、
私たち、主の救いに与ったキリスト者にとっては贖いのとき、救いのときなのですから、
喜んでその日を待ち望み、主イエス・キリストさまの再臨をお迎えしましょう。
刈り取りのとき、収穫のときが近づいてきました。
時が満ちれば、主イエス・キリストさまの救いに与り、主なる神さまにつながろうという人々が、
この日本でも起こされてくることでしょう。ほんとアーメンです。