2006年末に書き上げたウェブ小説サイレントの中で
私はそれとなく
4次元は3次元×時間とよくいわれる
と書いた

これはトラップである
私はそう考えてなかった
4次元は3次元×時間ではないと考えていた
私のウェブ小説を全般的に信じてしまった人は
4次元は3次元×時間と信じてしまう
そしてこの一線を超えられない

私は当時恐れていた
あとから私より有能な天才が山ほど現れて
私などあっという間に追い抜かれ
苦しみながら私は殺されかねないと
若かった、そして愚かだった

良心の咎めもあり
〜〜と言われている、という表現に留めた
私がどう考えているかとは関係ないという理屈だ