フランスで騒乱が続いている。「黄色いベスト運動(gilets jaunes)」と
 呼ばれる反マクロン政権運動は1か月以上続いており、依然として止む
 気配が無い。これに対し、マクロン現大統領と決選投票を争ったマリーヌ・
 ル・ペン国民連合(旧・国民戦線)党首に対して俄かに注目が集まっている。
 このような騒乱時に国家が度々用いるのが外交問題の惹起である。
 特に国内・国外で経済的な不況下にあるときには、「戦争」を用いるのが
 常である(・・・)