先ほどはすまなかった
昨日の状況の詳細と現在の現状についての説明
すまん、今回も例をもれずに愚痴になってしまう

昨日の朝起きたら、嘘みたいに体の痛みがほとんど無くなっていて、
体が軽い
同時に、ここの人たちが今まで助けてくれたのを思い出し、泣きわめいていた
それを聞いた父がどうしたと心配し、飯食いに行こうという話に
外に出た俺が目にしたのは今まで見たことがないほどきれいな青い空だった
満天の空というわけでもないのに、あまりにも美しかった空に俺は車の中で泣き叫んでいた

だが、父はそんな俺を横目に愚痴や面白くもない世間話や金の話などを話していた
通りすがりのバイトが自給がいいから俺もやろうかだの、
俺が若ければもっと俺は必要とされるだの、
先日壊れた俺のベッドの部品の処分にいくらかかるか、
それを俺の行動でいくらまで安くできたかだの
本人には意識は無いらしいが、俺にはそれが俺を責め立てるように感じていた

それは食事中も続いた
聞いていると、左足のふくらはぎと頭が痛くなっていた
以前と同じように父の自尊心と不平と不満を聞いていると、体が再び痛くなっていた
食事を半分までしか食べていないにもかかわらず、
俺は食べ物を口に運ぶどころか、箸を持つこともできなくなっていた