国連にて「アジェンダ2030」なるものが発表され、
150カ国以上の首脳が参加する中、全会一致で採択されたということです。
1992年に発表されたアジェンダ21をより発展させたものということですが、
基本線には大きな変更は無いようです。それは具体的な17項目からなる行動目標で、
今後世界中の全ての国々のあらゆる人々の行動指針となるべきだとしています。
その中には「持続可能」という両アジェンダに共通のキーワード
があちらこちらにちりばめられています。
「持続可能な農業」、「持続可能な水資源」、「持続可能なエネルギー」、
「持続可能な海洋開発」などなど、まるで読む人に暗示をかけているようです。

アジェンダ21」のフロント組織で、地域環境イニシアティブの
国際委員会の副会長であるハービー・ルービンという人物は、
これらの(国連の)計画がどのように我々の人権、私有財産権、言論の自由に対して、
影響があるかの問いに対して、端的に


「個人の権利は全体の事を考え、遠慮してもらうようになる。」


と答えたそうです。やんわりとした言い方ですが、
要するに「『持続可能』な世界を構築するためには、
個人の自由や権利はいずれ奪い去られ、
全体をリードし支配するエリートに服従させられるようになる。」という意味に取れます。
https://sakuzaemon12.wordpress.com/2016/04/11/