意味も無くバカな奴らはよく人を鞭で叩きました。「もっと、豊かに成さねェカ!」
時にはその人が死ぬまで。怒りのまま。
そして、本当の意味で(知識)ではなく、「支配するための情報」しかなく・・・。
心を開かせる言葉をもちませんでした。おそろしく単調なアタマのなか。憐れなぐらい。
彼らに言葉は通じない・・・。愛が通じない。上っ面で・・・。差別して蹂躙することしかない・・・。
凄まじい虐待から、暴力から。餓えて死ぬまでの労働しかない日々。
ああ、神様。あの恐ろしい視線から私達を。
あの人を指差して、傷つけ、辱めるしかないあの指。
あの口を開けば、おぼえたくも無い恐ろしい罵詈雑言の嵐・・・。
彼らから、「それら」が消えればいいのに・・・。
ずっと。(しかし、この手を血塗れにする道しか残されていないなら・・・。ああ!)
神様、心底願います。まもってくださいませんか?
(幼子のごとく、愛されていた日々・・・。心の中でもう思い出せません。)
どこの世界でも、攻め落とされるのはいつも同じ。
知識と教養があって、穏やかな人柄で。誰かを安心させ、微笑ませるのが得意で。
永遠の愛を人々分かち合い、その人たちの美しい心がその面にあらわれ。つまり微笑みの時間に至るまで。
すべての子等が、自分のことに誇りを持てる人生に歩ませてくれる・・・。
生涯私の恩人です。といえるような方です。
まず、その人の人生を蹴躓かせるのです。
そして、その人を支えようとする人々を石で打たせる。
ひどいでしょう。やればやっただけの幸せはこないと、思わせるためです・・・。

だから、なぜDanelに付き従うAqhatなんぞに
彼、恐ろしい時代を静寂の中に迎え入れた・・・。
伝説の初代王アルリムが負けたのか。考えてくださいな・・・?