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海・山にまつわる怖い話・不思議な話 2
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0001本当にあった怖い名無し
垢版 |
2018/09/03(月) 05:27:24.12ID:ZaefMXTA0
夜の海は怖いね、引きこまれそうでさ。
昼の海もね、ひしゃくを持った巨人が現れそうでさ。
夜光虫は不思議だよ。海蛍。
板一枚隔ててそこは地獄。
城ヶ島の自殺、流れ着くところは・・・・あの世でいっしょになろうね。
沈む死体と浮かぶ死体。スキューバで見た。
島に行きたい、遠くの島に。

いつの時代もそこにある異界、山。
知られざる深山、身近な里山、神社仏閣の「お山」、あるいは昔山や丘だった場所…

というわけで「海・山にまつわる怖い話・不思議な話」
海や山にまつわる怪談・奇談を語っていきましょう。

※ここは実話のみのスレではなく昔話、伝聞何でもありです
※荒らしはスルーでよろしく>ALL

前スレ
【新】海・山にまつわる怖い話・不思議な話 1
http://mao.5ch.net/test/read.cgi/occult/1502541708/
0545本当にあった怖い名無し
垢版 |
2019/04/02(火) 01:46:15.85ID:RPW3ORPq0
石じじいの話です。

脳の障害は怖いですね。まさに他人事ではありません。
脳のやることはよくわかりません。

人生を二度生きた人がいたそうです。
これは、じじいが子供の頃に聞いた話なので、かなり古いものでしょう。
初老のその男性は、街で大きな遊郭を経営していましたが、それ以前の人生では僧侶だったそうです。
いわゆる「前世の記憶がある」ということでしょうか。
その以前の人生を明確に覚えていたらしいのです。
僧侶として托鉢をしながら修行に勤めていたのですが、いっこうに悟ることができる気配がない。
彼をとりまく世界は苦しみに満ちていて、毎日のたうちまわっていたそうです。
ある真夏の暑い日の午後、修行の旅の途中、彼は山村の橋に行きあたりました。
その川では、子供達が何人かものすごく楽しそうに泳いでいたそうです。
全く悩みもなく苦しみもないと思われました。
子供達は、今、涼しく楽しい世界に身をまかしているのだと考えて、自分の人生との大きな違いに「恍惚」となったそうです。
彼の体は自然と動いて、欄干の無い木橋から川に向かって歩を進めました。
つづく
0546本当にあった怖い名無し
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2019/04/02(火) 01:56:44.75ID:RPW3ORPq0
>>545
つづき
気がつくと、彼は、冷たい川のなかで泳いでいたそうです。
驚いて河原に上がると、彼は子供になっていました。
大人の僧衣を纏った、まったくのこどもに。
身体だけこどもに戻ったのですね。
とても大きな幸福感に満たされていました。
彼は、旅を続けることが困難になりましたが、そんなことはまったく気にしなかったそうです。
「一緒に」泳いで遊んでいた子供達が、「彼の家」に連れて行ってくれました。
そこには、両親がいたそうです。
彼は、そのままそこで育ち、早くに商家に奉公に出て苦労して成功し傾城屋となり富豪となったのです。
僧侶の時の記憶は残っていましたが、子供としての生活があまりにも嬉しくて、他人に話す気はおきなかったと。
彼は、次の人生では僧侶の道を再び選択することはなかったのです。
じじいは、この話を半信半疑で聞きましたが、妙に説得力があったそうです。
その後、じじいが旅の途中ある寺を訪れた際、その人物が以前そこで修行をしたことがあると言っていたことを思い出して、寺の老僧に、その人物(前世の時の)について尋ねてみました。
老僧は、昔、修行の旅に出たまま戻らなかった、そのような名の僧がいたという記録が寺にあると話したそうです。

「坊さんの生活にこりて、地獄にいかんといけんような仕事をするようになったんかね。まあ、その人は、悟ったんかもしれんがのう。」
0549本当にあった怖い名無し
垢版 |
2019/04/07(日) 00:18:30.41ID:NsSyeqtE0
引っ越ししたばかりの頃、地域の町会長さんがゴミ出しのルールを説明しに来てくれました。
 そのときはまだ散らかっている状態で、足の踏み場もないほど。
「これじゃあ、寝るのも難しいね。手伝おうか?」
 田舎では鍵もかけず、近所の人は平気で家に上がる習慣があったので、私は笑顔で「上がってください。お願いしま〜す」と言って迎え入れました。
 さすが男性だけあって、重い箱をどんどん種類別に積み上げてくれたんです。ところが、神様の意地悪としか思えない信じられないハプニングが…。
 彼が重い段ボール箱を持ち上げた瞬間、底が抜けて中から大人のオモチャ数十個がバラバラと床に転がり落ちたのです。
 そのうちの1本がウイーンと音を立てながらクネクネと動いて…。私は「どうしよう…、恥ずかしい」と真っ赤になった顔を手で隠します。
「地元に残すと親に見られるから、こっちで捨てようと思って…」
「もったいないな。まだ動くし、使えるでしょう?」
 言い訳をしても気まずい沈黙が続きました。すると「オモチャもいいけど、本物もいいよ」と、彼は急に肩を抱き寄せてきたの。
 町会長さんは50代くらいだけど、私はオジサマ好きだからつい身を委ね、無抵抗の状態。彼はパンツを大きくズラして性器をしばらく見た後、クリトリスに当てた舌をジラしながら小刻みに震わせます。
 今までは強い振動が当たり前だったのに、繊細な愛撫がこんなに気持ちいいなんて初めて知りました。バイブより数倍も濡れ、「あっ、ダメ。イキそう」と言いながら体がピクンと起き上がります。
 でも、彼は冷静にパンツを下げ、ここから一気に正常位で結ばれました。
「ああっ、温かい! これが生身の男性なの?」
「君みたいな美女がオモチャで自分を慰めていたなんて不憫すぎる。さぁ、思いっきりイキなさい」
「ダメ、本気でイッちゃう。私、変になるからぁ」
 彼は勝ち誇った顔でゆっくり腰を動かします。あまりに相性がいいのか、我を忘れ、畳を猫の爪研ぎみたいに引っ掻きながら昇天しまくりました。まだ名前も知らない人とこんな関係になるなんて、自分の淫乱さが嫌になります。
0551本当にあった怖い名無し
垢版 |
2019/04/08(月) 19:45:08.30ID:kRWvFflZ0
ろーせーのりちょーははくがくさいえーてんぽーのまつねんこぼうになをつらねついでこーなんいにほせられたがそーけんかいみずからたのむところすこぶるあつくせんりにあまんずるをよしとしなかったー
0554本当にあった怖い名無し
垢版 |
2019/04/09(火) 16:04:16.36ID:RFLCm/Vz0
石じじいって四国の山に何トンのクソしてきたんだ

ttps://www.google.com/amp/s/gogotsu.com/archives/49836/amp
0555本当にあった怖い名無し
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2019/04/10(水) 21:25:13.60ID:xjxjzAew0
中学の時女子「ねえワイくん日曜遊園地行こう」ワイ「ええで」空気嫁内男「俺もついて行っていい?」女子「はぁ?」

当日ワイ「ごめん風邪引いた。空気嫁内男と一緒に行って」
女子「はぁああああ?」


数日後
女子「空気嫁内男と付き合ってまぁす♡」
0557本当にあった怖い名無し
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2019/04/15(月) 01:17:29.64ID:g1CE9HqP0
うちの近くに昔ながらの里山、農村みたいのがある。
個人的に生き物の飼育や研究が趣味兼仕事で、冬以外は定期的に山や川に入る。
春・・・サワガニ
初夏・・・イモリ、タガメ、ミズカマキリなど
夏・・・クワガタ
など目当てが違う。

去年の晩春ごろ、真夜中にその里山をうろうろしていると、数十m離れた竹藪に蝋燭のような光が見える。
不思議に思い場所を変えて見てみるが、やはり同じようなオレンジ色の光。揺れることもなく光り続ける。

竹藪に入ってみても近付くことは出来ず、ずっと同じ距離感。結局何なのか解らずじまいだった。
0558本当にあった怖い名無し
垢版 |
2019/04/16(火) 20:24:56.66ID:w3I+BnuY0
俺も田舎に爺さんの家があってガキの頃はよく泊まってたな

川を挟んだ向こうに爺さんの山があるんだけど、夜明かり消して寝ながら山に目を向けるとポツリと光りが灯ってたりしてた
もちろん電気引いてるような場所じゃないし、次の日その辺りに行ってみても何もない
未だによくわからん
0559本当にあった怖い名無し
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2019/04/17(水) 18:13:23.13ID:Xti7MMEW0
うちの田舎でもこんなことがあった
夜、川の近くを歩いていると大きな赤い光が川面を流れて行く
水の流れより速かったり(たぶん)、止まったりと
ホタルのシーズンは5月なんだが、その時は8月
蛍は少しはいるけど、あんな大きな赤い色のやつはいない
0560本当にあった怖い名無し
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2019/04/17(水) 18:56:43.40ID:nahsmF4E0
クワガタ取りに夜の山入ったとき俺もそういうの見たよ
暗いし距離感分からんからテキトーだが何十メートルとかそのくらいかな?まあそこそこ離れたところから光がフラフラとしてるのが見えて人だと思った
ビックリさせちゃいかんから「こんばんはー」と大きめな声で挨拶したが返事もない
というかこっちに近づくでもないしじっとしてるから何してるんだろうかと思って俺から寄っていった
予想通り懐中電灯ではあったんだけどが木にぶら下げられてただけで人が居ないのよ
気味悪ぃ〜と思って周辺見てるとなんとティッシュと特大のウンコが!
申し訳ないことしちゃったよなぁ
0562本当にあった怖い名無し
垢版 |
2019/04/18(木) 00:56:50.87ID:Udng/PGD0
赤いのが水の流れの3倍速かったら、戦艦沈められる事を覚悟せなアカン位ヤバい奴や
0563本当にあった怖い名無し
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2019/04/18(木) 01:15:40.45ID:WOguZSea0
懐中電灯置いて逃げていったのなら夜の山を灯り持たずに?
その人視点の話なら怖い話として盛り上がりそうだなw
0564本当にあった怖い名無し
垢版 |
2019/04/18(木) 07:27:30.30ID:S4/l0NiD0
私の彼は仮想通貨の取引で大損し、全財産を失ってしまったんです。
それから、うつ状態が続き、引きこもり生活を続けていました。
一時期、彼は億単位の預金を持ち、「億り人」と呼ばれる富裕層でした。
だから会社も辞め、一生遊んで暮らせると慢心していたわけです。
しかし、今はそんな面影はまったくなく、薄暗い暗い部屋で泣いては「死にたい」と愚痴を言う日々。
これではダメになってしまうと思ったので、「今からハイキングに行こう。
日に当たらないから落ち込むのよ」と、強引に近くの山へ連れ出し、ひたすら歩きました。
私より10歳も年下なのに、運動不足のせいかハアハア息を切らし、私の手を握ってきます。
そんな姿が何となくかわいく感じて「少し休もうか?」と声をかけたら、
「ワ〜ッ」と泣いてすがってきたのです。
「何で俺に優しくするんだ? 金の切れ目が縁の切れ目だと思っていたのに…」
「何言ってるの? 苦しいときに支え合ってこそ、恋人なんじゃないの」
私は彼を元気づけるため、道端にビニールシートを敷き「ほら上を見て! 破産したって太陽は輝いているよ。
オチ○チンだってこうやってしごけば元気になるし」と諭します。
ところが、どんなに刺激しても軟らかいまま。
焦った私は、パンツを下げて口に含んで吸い込みながら手で愛撫を加えます。
すると完全に硬くはならないけど、どうにか挿入可能な状態に…。
私は騎乗位で久々に彼と結ばれました。
でも、このままでは中折れしてしまうから、お尻の穴に力を入れ、ペニスの根本を締めて血の流れを止めました。
「ううっ、勃った。俺は男の自信を取り戻したよ。まだできるんだね?」
「そう。もう大丈夫! お金はなくても、ここに金が2個もあるんだから」
言葉の力で彼のペニスは完全回復し「どうだ? 刺さるか?」とグイグイ腰を突き立てます。
「ああっ、いい〜っ! もっと奥まで来てぇ〜」
私は前後に腰を振り、太陽の光がサンサンと降り注ぐ中で、何度も何度も果てていました。
もし彼がお金持ちのままだったら、きっと若い女に取られていたはず。
だから、貧乏のほうがずっと安泰なんです。
0565本当にあった怖い名無し
垢版 |
2019/04/18(木) 13:21:52.49ID:YZL4b4UZ0
>>563
うんこの人視点だと怖いなw
だれも来ないと思ってうんこしてたら、とおくから、「こんばんわ〜」とかなんとか言ってごそごそと何かがやってくる
声の意味がわからんかったら、何か声出してやってくる不審なケダモノだ
いそいでうんこを中断して紙でふいて真っ暗闇のなか逃げる
明かりをもったら行き先がばれるから、ライトはおいたまま
遠くまでは逃げられないで、>>560のま後ろにズボンをおろしたままのうんこ人が中腰のまま闇の中に立ってる場面が怖い!
0566本当にあった怖い名無し
垢版 |
2019/04/18(木) 20:05:42.09ID:dKZMMKE/0
ウンコといえば
山歩いていたら
ものすごいでっかいウンコが山道の真ん中に
一直線にひり残されていたことがある
湯気は立ってなかったが、柔らかかった
木の枝で突ついて見た
トウモロコシがはいっていたので人のもんだと思うが
0567本当にあった怖い名無し
垢版 |
2019/04/18(木) 22:23:57.19ID:MJx/EtNOO
>>557
私の母も子供の頃に見たらしいよ
竹藪が家の前にあったんだけど、その一ヵ所が光ってたんだって
母は「あれツチノコやったんちゃうか」って言うんだが
ツチノコよりはかぐや姫かUFOの方がまだ近いんじゃないかと
なんでツチノコやねん
田舎の人は現実的なのか非現実的なのかよく解らない
0568本当にあった怖い名無し
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2019/04/19(金) 07:12:44.00ID:LcBpufWv0
山と海は異界だ。人は知らないことに恐怖を感じる。
ま、人間の想像力は凄いわ。
0569本当にあった怖い名無し
垢版 |
2019/04/20(土) 23:44:34.14ID:U2a37Ebm0
石じじいの話です。

山で出会ったものについて。
石探しのために山の尾根付近の森を歩いていると、「手」が落ちていて驚いたそうです。
恐る恐るそれを山歩きの杖で探ってみると、雨ざらしになってボロボロになったマネキンの腕だったそうです。
当時のマネキンですからあまりできの良いものではなかったでしょうけど、リアルだったと。
こんなところに、マネキンの腕を持ってくる者はいるのか?
気を取り直して歩いていると、またあった。
今度はかなり新しいマネキンの腕が。グッと折り曲がっている左手だったそうです。
周りを見渡すと、木の棒の先に革手袋を被せたものが落ちていました。
これは何か?と思って注意して歩いて行くと、森の中に「腕」がうず高く積み上げらていたそうです。
まるで「塚」のように。
その前に見かけたマネキンの腕や手袋で作った腕、木に彫りつけた手、布で作った腕の「ぬいぐるみ」のようなものが積み上がっていたと。
何かお祈りの場所か?と思って周りを調べてみましたが、祠のようなものはなかったそうです。
神社に物を奉納するというのはよくありますが、こんな何もない山奥に腕だけとは。
最近のものと思われるマネキン腕もあったので、最近も人が訪れていたのでしょう。
そこから尾根をかなり歩いて山脈の中腹の村に下りたのですが、そこで「腕塚」について尋ねることはちょっとためらわれたのでだまっていたそうです。
遠く離れた村だったので、尋ねてもそこの人は知らなかったのかもしれません。
「最初に腕見つけたときはよいよたまげたで。くそひりかずきよったで。あがいなお祈りするんは聞いたとなかったい。」
0570本当にあった怖い名無し
垢版 |
2019/04/20(土) 23:45:19.09ID:U2a37Ebm0
石じじいの話です。

これもじじいが山の中で見つけたものですが、山の上にまとまった墓地があったそうです。
まわりの集落からはかなり離れた場所だったので、そのような場所に墓をつくる(しかも集団の)理由が理解できなかったと。
しかも、その墓地への道が通っていない。獣道のようなものも見当たりませんでした。
比較的新しい墓石もあり、お供え物もあったのですが、その墓石は小さく簡素なものだったそうです。
まあ、大きなものは、こんな山の上まで運び上げられないでしょう。
山からおりて村の人に尋ねたところ、それは「村の本当の墓」だったそうです。
「本当の墓?」
その村には、かなり立派な墓があちこちにありましたから、別の墓を建てることの意味がない。
しかし、村の人がいうに、
この村にある墓は、単に「故人をいのるための墓」だ。そこにお骨は入っていない。
お骨は、山の上にあったあの墓におさめてあるのだ。
ここいらでは、死んだ人間が墓の中から出てきて、自分の家に帰ってくるのだ。
昔の土葬の時代はもちろん、火葬になってからも戻ってくる。
そこで、墓を遠くの山に作って、そこへの道なども作らず、人の通った跡も残さず、死人が帰ってこないようにするのだ。
「あんた(じじい)が、死人に道を教えとらんかったらええんやがのう。」とも。
「心配やけん、これからお寺に行って、村の入り口で拝んでもらわんといけない。」
と行って、その人は途中の寺までじじいと同行したそうです。

じじいによると、これとは別に、死人を呼ぶ村もあったそうです。
その話は、また別の機会に。
0572本当にあった怖い名無し
垢版 |
2019/04/22(月) 22:15:03.64ID:OyS4aMUN0
石じじいの話です。

じじいが山を歩いていると、遠くから呼び声が聞こえてきました。
何度も何度も叫ぶ。けっこうな声量で男女が叫んでいる。
「さすけ〜!さすけ〜っ!」(仮名です)
「がいにおらびよんさるが、まいごでもさがしよんなはるんかな?」
と思って、その声の方向へ歩いて行きましたが誰もいませんでした。
遠くだったので近づいている間に何処かへ行ってしまったのか?と思ってじじいは先を急ぎました。
次の年の夏に、同じあたりを通りがかった時に、また声が聞こえてきました。
「さすけ〜!さすけ〜っ!」
今度は近くだったので、声のする方へ急いで行ってみたら、中年の男女が山のなかであちこちに向かって叫んでいました。
彼らは、近寄ってくるじじいを見つけて、「おおっ!さすけ〜っ!」
じじいがどぎまぎしていると、じじいと認識した彼らが、どうも失望したような表情をして立ち尽くしました。
「だれかおらんようになりんさったか?わしは、ここまではだれにも会わんかったが・・・」と言うと、彼らは、ちょっと曖昧な答えをしました。
「いや、べつに、おらんようになったもんはおらんのやけんど・・・」
じじいが、彼らにその叫ぶ理由をやんわりと尋ねると(じじいは愛想がいいので人に警戒されることが少なかったのです、たぶん。)、彼らは理由を話してくれたそうです。
彼らが住んでいる村のあたりでは、死んだ人を呼びもどすために、死んだ年から毎年春と夏に山に登って、その故人の名前を呼ぶのだ、ということでした。
(つづく)
0573本当にあった怖い名無し
垢版 |
2019/04/22(月) 22:16:52.39ID:OyS4aMUN0
>>572
(つづき)
以前にお話しした、死人が戻ることを防ぐ風習とは逆ですね。
なからず、年2回、春と夏に呼ぶのだ。それ以上でもそれ以下でもだめだ、と。
彼らの一人息子が2年前に死んで、それを悔やんで呼び寄せようとしていたのです。
これは、お盆とはまったく関係ないのだそうで。
「それで、よんでもどってきんさった人はおるんかな?」じじいが尋ねたところ。
戻ってきた人がいたそうです。
十数年前に、その年に死んだ近くのばあちゃんが家族の呼びかけに応えて戻ってきたそうです。
肉親を失った全部の家族が呼ぶわけではないので、戻ってくる死者はそれほど多くないようでした。
また、こっそりと呼ぶ人もいるので、じっさいどれくらいの人が山で死人を呼び寄せているのかわからないと。
「そがいなことよそもんにゆうてええんかな?」と尋ねると。
「まあ、ええわい。もうこがいなことするもんもおらんなるやろうし。」
「そうよ。もし、これくらいの男の子に山でおうたら、なんか食べ物やってうちにもどってくるようにいうてやってくんなせや。」
じじいは、山で彼らと別れましたが、「もし、これから、また来年でも、さすけ坊に山でおうたらどがいしょ。」と思い、ちょっと怖かったそうです。

さすけちゃんは戻ってきたのでしょうか?
もし戻ってきたら、こんどは、むこうへ帰っていくのでしょうか?
もし戻ってこなかったら何年も呼び続けるのでしょうか?
それについての答えはメモには見当たりませんでした。
0574本当にあった怖い名無し
垢版 |
2019/04/23(火) 20:47:02.68ID:EzdkLhno0
石じじいの話です。

海の話をしましょう。
漁村の友人がじじいにしてくれた話です。

幽霊船が出たそうです。
じじいの故郷の近くには長く突き出た岬と深い湾が繰り返す海岸線が続いています。
リアス海岸というやつですね。
その湾から外洋に出て漁をすると所属不明の船に遭遇することがありました。
それは、大きな白い帆をもつ木造船だったということです。
風の無い日でも、いつも帆をはっていたそうです。
いつでも出ました。天気の良い日中にも、夜明け前の薄暮でも、雨の日も。
たいてい漂っているのですが、風をうけて高速で走っていることもありました。
走っていない時に近づいてみても、乗組員はいない。
そのあたり一帯の漁村の昔からの言い伝えで、その船には関わるな、乗り移ると、その人たちが消えてしまうというのがあったそうです。
だいたいは、陸地からかなり離れたところにいるのですが、たまに湾内に入って来ることがあり、その時にはそこの漁村に病気が流行ると言われていました。
全ての漁村ではありませんが、ある場所では、その船を鎮めるまつりごとがあったそうです。
村でその年に当番となった者が一人で行いました。
海岸に打ち上げられた古い朽木を切らないで、その片面に五寸釘を数本さします。
その反対側に、長い竹ひごにお経のようなもの(詳しくは不明)を書いた短冊を指して帆のようにしたものを取り付けます。
錐で穴を開けて差し込んだそうです。
これで、ヨットのようなものができるわけです。
それを、その年の二回、春分の日と秋分の日の日暮れどきに海に流すのだそうです。
その「船」は、風が無くてもどんどん沖に流れていきました。
こうすると、その船がひどい災厄をもたらすことはないのだとか。
戦争が激しくなると、その船が米国の諜報活動戦ではないか?と軍部は考えたそうですが、地元の漁民たちは戦争の始まる前からよく目撃していたので、その説を一笑に付しました。
終戦間際になって、本土沖まで我が物顔でやってくるようになった米国の潜水艦が、その船を誤って攻撃したという噂もあったそうです。
戦後になって、その船の出現は非常に稀になったそうですが、今でもでるのだとか(じじいの話してくれた当時)。
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