船にも魂が宿っているのかもしれないというのは駆逐艦涼月の話だな。

大和の沖縄特攻に参加した涼月は船体前部を爆弾でやられて、更には艦隊からはぐれてしまい行方不明となったが後進(バック)で何とか佐世保まで帰ってきてそこのドックに入った瞬間に沈没したそうだ。

あとでドックの水を抜いて艦内を調べてみたら浸水した区画に丸太を使って浸水を止めていたらしい三人の死体が見つかったそうだが、帰還した瞬間に安堵して沈んでしまうという船も凄いと思う。