老人は嬉しそうに待ちますと微笑んでいらして何となく良かったなぁなんて思いつつ
良ければ出された本を私に送って下さいと住所を渡して二人で娘婿さんを待っていると、
娘婿さんが車で老人を迎えに来て下さり老人は嬉しそうに娘婿さんに手短な自己紹介をし私に御礼を言って下さり車で行かれたのでした。

後日、お爺さんから手紙と本が届きあれから娘婿さんと娘さんとともにK氏の居るホームへ共に行かれた事。
その日はちょうどK氏の誕生日で皆で御祝いできた事。
K氏は昔の事や自分の事は分からない様子だったけれどお元気そうでお互いがこうして会えた事の喜びなどが綴られていました。