大阪大学「研究の結果、日本人は意地悪が大好きな民族だと判明した」

大阪大学社会経済研究所の西條辰義教授の一連のゲームによる実験の結果、
どうやら『日本人は「いじわる」がお好き?』らしいというのです。
簡単に要約すると、公共財をみなでお金を出し合って作ろうとすると、
日本人は最初は米国人や中国人より「ただ乗り」を目指す人(これも
「だし抜く」といういじわる)が多い傾向にあるけれど、
それを見た他の人が「ずるは許せない」とばかりに自分の損も
かえりみずに足を引っ張る(いじわるをする)ので、
ゲームを続けるうちに「協力しないと後が怖い...」と悟り、
最後は米国人より協力的になる、というもの。

http://www.iser.osaka-u.ac.jp/~saijo/pdffiles/keisemi06-01.pdf

自己の取り分を減らしてまで相手の取り分をよけいに減らす行為を「スパイ
ト(いじわる)」行動と名付けました
【中略】
だいぶ後になってからですが,私たちの研究をみたメステルマンたち(Economics Letters,
2001)のグループが,スパイト・ディレンマ実験とほぼ同じ実験を実施し,カナダ人はほと
んどスパイト行為をしない,という結果を公表しました