「あぁ、三番目のタックもこれから生まれ変わる予定だしな。お前も先にこちらに来た人間として
 三番目のタックに<卒業>されてしまわないように、地上にいる五番目のタックと女遊びばかり
 してるなよ?馬鹿が・・。」

二番目のタック「ごめん、父さん・・。」

三番目のタック「何で、あいつのことを父さんって云ってるの?」

「いいんだよ、お前はそのままで。だからこそ出発できるんだから。」

三番目のタック「おれはいつ頃、出発するんですか?」

「もう、出発してる。その話はあとでするから親しく出来る人でも探せ。」

─ 二十一年後、

イシュタル「六番目のタックがミホと別れました。」

「そうか。それはよかった。ミホもこれでシールの方がマシに見えるだろう。」

イシュタル「はい。」

「ミホとシールはいつ出会う?」