0632<if> ストーリー代行者 ◆rfvLewovkA
2017/12/07(木) 11:18:28.99ID:UiqCVuj90─ 先ほどの紐から何か空気のようなものが送られて自分の姿がシールに変わってゆく。
「お前、ケンヤよりシールのほうがいいだろ?」
「はい。ケンヤより全然、落ち着いてますね。」
「どうだ?ケンヤとして生まれ変わるよりもシールとして生まれれば、先ほど紹介したミホとは結婚できる。
子供は今のお前よりもずっと静かに動ける人だ。」
「誰ですか?」
「リッスンだ。」
「リッスン?ほんとう。
だったら将来、かなりいい人になってくれるんじゃない?」
「そうだ。お前が生まれ変わるって気持ちになってくれたからだ。」
「よし、リッスンが子供として生まれてくるなら安心だ。ミホさんと結婚する。」
「わかった、そのように予定しよう。」