0621<if> ストーリー代行者 ◆rfvLewovkA
2017/12/07(木) 02:31:54.49ID:UiqCVuj90「何、下品なこと云ってんの?そんな風に言わないでよ。」
「あ、ごめん。どんな彼氏だったの?」
「どんな彼氏って、あなたでしょ?」
「うん、まぁ、そうだけどさ。先輩に頭殴られてさ、何かポーっとしてんだよね・・。」
「だいじょうぶ?だれ?先輩って。その人酷いことするね?
ってホントなの?嘘だよね。これ何か、顔の真ん中に平面があるだけで変だよ。」
「うん、そうだろうと思うよ・・。」
「ねぇ、なんで眉毛も剃ってるの?」
「眉毛はいいじゃん。眉毛は何のためか解らないじゃん。ちょっと急いでてさ。」
「先輩と喧嘩して?」
「そうそう。先輩と喧嘩して眉毛剃られちゃったんだよね。」
「そう。って云うかさ、なんで口の位置も違うの?そんなに殴られたの?」
「うん、まぁ、どうしよう。ちょっと連絡先、聞いていいかな?
っていうか、おれさ、先輩のせいでさ、記憶が曖昧でさ、実家の電話番号ド忘れしたんだけど、
おれの実家の番号とか知ってる?」
「連絡先?え、あ、実家なら知ってるよ。」
「ありがとう。あ、いいや、また連絡する。」