─ とりあえず、医者に行かない事には始まらないか?いや、
  この人は俺を彼氏だと思ってる・・。ということは、つまり、今からでも
  Hをしようと云えば、してもらえるかもしれない・・。そう、さりげなく。

「あのぅさー、ちょっと言いづらいんだけど、二人ってずっと付き合ってきたじゃない?
 だからさ、いつもしてるようにさ、今日あたり助平な事とかしたいんだけどさ、今日さ、
 昔の先輩に遭ってさ、ボコボコにされたんだけど、傷らしいものが特に残ってなくてね、
 あの、気づいたらさ、鼻だけがポロっと取れてたんだよね?あとでちょっと何とかする
 からさ。この前みたいにちょっと・・



 舌入れていいかな。」(彼女の顔に急接近。

「んふぅーもう。何〜、そんな気分もう。」

─ ほらほらほら。やっぱり大丈夫だったじゃん。よし。

「もう、そんなに強く揉まないでよ。ケンちゃん。」

─ ケンちゃんでも今はいい。

「ちょっと胸だけ見せて。」

「えぇー?いつも別に断らないのに・・。変だな。」

─ よしよし。こういう胸か・・・。あっはっは、よし。

「ちょっとベルト外してくれる?」

「うん、いいけど・・でも、鼻が無いと変だよ。」