0618<if> ストーリー代行者 ◆rfvLewovkA
2017/12/07(木) 01:52:34.84ID:UiqCVuj90いまのあなたにはまだ私達の姿を見せられないかもしれない。
「そうですか?なんとかしてくれませんかね・・なんというか、
今、自分が何を思えばいいのか、参考になるものとか無いですか?」
じゃ、とりあえず、あなたの記憶の中からお母さんという人の記憶を
見せますから、その映像の中に飛び込んでくださいね。
「はい、わかりました・・。でも、そのお母さんっていう人は本当に
ぼくのお母さんだった人ですかね?」
うーん・・。なかなか信じなくて結構ですね。でも、取り敢えずという事で・・・。
「わかりました・・。そのお母さんという人を見せて下さい・・。」
はい。では、どうぞ。
─ グゥーングゥーングゥーン。
ぼくは何だか、銀河系の渦潮のようなところに巻き込まれていくような
映像を見せられた後、ある女性の部屋に入ってしまっていた・・。
「あれ、ケンちゃん。鼻が無い、どうしたの。」
「ケンちゃん?おれはあなたの誰?」
「鼻がない!どうしたの?何か変な事が起こったの?」
「鼻は取り敢えずいいんだよ、おれは。それより君はぼくの誰なのかを知りたいんだ・・。」
「ケンちゃん、何言ってるの、ずっと付き合ってるじゃない。それよりどうしたの鼻が・・。」