世界の秘密 [無断転載禁止]©2ch.net
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むかしむかし神様がいました
神様は世界がさみしいなぁと感じていたので
土をこねくり回して人間を作りました 神様はセンスがいいものだから
自分そっくりに人間を作りました
それはそれはそっくりで神様と人間の見分けなんかつかないくらいそっくりに作りました お、またスレ立てたんだ
そっかあ
まあ漫画も諦めないで欲しかったな 神様は人間をいいやつに作ったのです
神様は人数が限られているため少なかったのですが
人間は繁殖しました
人間も神様もにこにこして暮らしました >>4
結構前に立てたんだけど覚えていてくれたんだ
嬉しいよ、ありがとねー
漫画もいいけど、自分にできる範囲で表現するよ
今回も暇つぶしなw 神様は広大な地球に一握りしかいません
繁殖も得意ではなかったのです
100人から1000人、もっといたのかもしれないですが
地球をいいところにするには物理的に人手が足りなかったのです 神様は人間を悪いようにはしませんでした
無理な注文はしなかったし、楽しくおしゃべりもしました
人間は神様ではないので、神様から教えてもらったことしか出来ませんでした
なので人間は神様から何かを教わると嬉しくなりました
神様から教えてもらわないと何もできないからです 楽園にはある果実がありました
神様たちの生活に欠かせない果実であり、定期的に神様たちはそれを食していました >>9
じゃなぜ今神に教えられた事以外の、ことしかしてないの? 人間がその果実を食べると善悪の区別がつくようになってしまうので
神様たちは人間に教えました
これは禁断の果実だから、食べるの禁止なー >>11
なんでだろうねー
まぁ、あわてるでないw 人間は神様の言う通りにするように作られているので
言いつけを守りました
なんで食べちゃいけないのかな?なんて考えません 人間に善悪の区別がつくことを神様は危惧してました
実はこの世に善と悪など存在しないのでした
果実が与えるのは価値観だったのです 人間は神様の言うことを何でも聞きます
それは価値観がないからです
価値観が生まれると、善悪の区別をつけようとします
しかし人間は善と言われることを善、悪と言われることを悪と思うだけで
自分で善悪を区別する能力はないのです ある日神様の一人が思いました
彼は退屈な日常に飽きていたのです
イブという女性に話しかけました 神様「イブちゃん、あの果実知ってるかい?」
イブ「知ってるよー、禁断の果実!」
神様はイブのことが好きでした >>18
>>19
漫画家志望だったので反応あると嬉しいよー
ありがとう 神様はイブの前でガブリと禁断の果実をかじりました
そしてイブに教えました
「禁断の果実食べても大丈夫だよ、あとで食べるといいさ」 神様はイブに価値観を持って欲しかったのです
イブに好きって言わせるのではなく、イブ自身の意思で神様のことを好きになって欲しかったのでした
イブはそんなこともつゆしらず、アダムのところへと行きました イブ「アダム!ちょっと欲しいものがあるから手伝ってほしいの!」
アダム「なんだい?めんどくさいことは嫌だよー」
イブはアダムを禁断の果実のある木まで連れて行きました イブ「ほら!果実を取ってきて!」
アダム「駄目だよ、あれは禁断の果実って言うんだ」
アダムはイブに優しく言いました
イブ「知ってるわよそんなの、早く取ってきて!」 アダムとイブは喧嘩になりました
そのうちイブはしくしくと泣き始めました
イブ「私のこと好きじゃないのね、愛してるなら取ってきてくれるはずだわ」
アダム「……」
こうなったら果実を取らない限り、イブが泣きやまないことをアダムは知っていました
なのでイブに嫌われないうちにアダムは果実を取る決心をしました アダムは木に登って3つ果実を落としました
そして木を降りてイブに言いました
アダム「此処じゃひとめに付くから、ちがうところで食べなさい」
イブ「それもそうね、高台で食べましょう。見晴らしもいいわ」 そそのかした張本人=ヘビ=諸悪の根源
それはイブでした 高台に付くとイブは早速、果実を食べました
イブ「美味しい!とっても美味しいわ!」
イブはアダムに言いました
「あなたも食べなさいよ」 >>1
そそのかした蛇が神だったとゆーのかよ?
それには無理があるんじゃね アダムも果実を食べました
アダム「確かに、とても美味しいね」
イブ「これであなたも共犯ね」 イブ=周りを誘惑し、己の欲望のために生きる 魔物 = リリノー >>31
蛇ってネタバレしないでくれw
神様の定義によるのだけれども
ルールを決めたのは神様で従うのが人間でしょ?
神の作ったルールを破るきっかけ、発想をするのは人間には無理なので
蛇は神様と同等に近い力はあったと思うのよ アダムはもやもやしました
神様の言いつけを破ってしまった
悪いことをしてしまったのではないか
イブは2個目の果実を食ベ終わりました
とても美味しかったので食べて良かったと思いました
イブはアダムの視線が気になりました
自分のすべてをさらけだすのが恥ずかしくなりました >>35
なるほど!
アダムとイブは家に帰りました
罪の意識がを隠したくてアダムは布を纏いました
イブは欲望まみれの姿を隠したくて布を纏いました アダムとイブは隠れて生活をしていました
周りの人間たちは裸なのに恥ずかしくないのだろうか
神様たちは服をきている
私たちは神様となにがちがうのだろうか すがた、かたちもいっしょ
私たちの違いってなにもないのではないかしら
私たちと神様を区別するものってなにもないわ
イブはそう思いました いままでいいつけを守らなかった人間はいない
破ったらどうなるのだろうか
みんなに果実を与えればいいのかな?
みんなが服を着れば誰が最初に果実を食べたかなんて誰にもわからない
アダムはそう考えました やがて神様たちにバレました
裁判が行われることになりました
被告人はアダムとイブ、そしてそそのかした神様でした 裁判官「なぜ禁断の果実を食べたのだ」
イブ「だってあの人が美味しいっていうから!」
蛇神「わたしがそそのかしたのです」 おもしろい
昔の映画ドラえもんのコミックス版を読んでる気分
子供向けでわかりやすい
ドラえもんで再生される 裁判官「なぜだ」
蛇神「人間には意思を持たせるべきです」
裁判官「駄目だ。人間の価値観では世界が壊れてしまう」
蛇神「コントロールから外れてこそ、生物です。わたしが死ねと言ったら死ぬような生物は嫌なのです」 >>44
おっす!
>>45
いつだってみんな子供さー
ありがとね! アダム「どうかお許しを、神様。悪気はなかったんです」
裁判官「駄目だ。もう取り返しがつかない」
イブ「なによ、えらそうに」
裁判官「なんだと」 イブ「あなたとわたしなにがちがうってのよ。見た目も一緒。みんなに果実を食べさせるべきだわ」
アダム「やめるんだイブ」
裁判官「どうすんだコレ。お前のせいだぞ蛇神」
蛇神「……いいではないですか。素晴らしいことです。ふふふ」 蛇神「わたしは貴女が好きです。イブ」
イブ「わたしは貴方が嫌いよ」
蛇神「それは嬉しいですね」
イブ「なんでよ」
蛇神「貴方が自分の意思でわたしを見てくれるのが嬉しいのです」
アダム「おれもお前が嫌いだ。お前のせいでこうなったんだ」
蛇神「いずれ誰かがこうしてましたよ」 裁判官「もういい。お前ら楽園から追放な」
アダム「そんな!教えがなければ私たちは何もできません」
イブ「こんなところ、こっちから願い下げよ!」
蛇神「おだやかではありませんね」 裁判官「お前もだぞ、蛇神」
蛇神「まぁ、わたしは彼らとうまくやりますよ」
裁判官「それはどうかな、お前の手足は奪わせてもらう」 裁判官が杖を振りかざすと閃光が走り、蛇神はただの蛇になってしまった。
蛇神「ニョロロロロ」
イブ「ナニコレ、気持ち悪い」 >>34
いや、蛇はYHWHに造られた被造物だとある
その中で賢かったと
蛇はどー考えても神とはなりえない こうして3人は楽園を追放されてしまった
アダム「どうすんだよ、これから」
アダムは頭をかかえてしまった。 イブ「どこか遠くへ逃げるのよ」
アダム「逃げる?」
イブは遠くを見て言った
「あいつらの気が変わる前に、遠くに逃げるの」
「2人で逃げるのよ」 蛇神「ニョロロロロ!」
イブ「ほら!あっちに行きなさい」
アダム「おい、神様だぞ」
イブは棒きれで蛇を追いやった
「こんな姿じゃ役に立たないわよ、ほら!バイバイ!」 蛇神「ニョロロロロ」
蛇は嬉しそうに茂みの奥へと消えていった
イブはアダムの目を真っ直ぐみて言った
「わたしが好きなのは貴方だけよ、アダム」 アダム「……イブ」
イブ「ほら!わかったなら早く遠くへ行くわよ。家も建てるの。食料だって集めなきゃ駄目よ」
アダム「はいはい。わかりましたよ」
こうしてアダムとイブは楽園から遠く離れた場所へと行きました。 >>56
ごめんな、知識がないんだよ
でもこれでいいの、蛇は賢いと思うよー
>>58
ありがとう、楽しんでね アダムとイブはラブラブだったのでたくさん子供を産んだ
教えもなにもないので、楽園にいた頃の教えをもとに善悪の基準を判断した
子供たちは神様から直接言われたわけではないので殺しをしたりした
嫉妬とかもするようになった
なにも知らないけれど価値観はあるのでむちゃくちゃもした
神様たちも最初は罰したりしたがしだいに放っておくようになった 結果、人間たちは大繁殖した
長い目での判断ができない人間たちは完璧な世界を壊し始めていた
生きるために残虐な行動も平気でした
神様「大洪水起こそう。こりゃ始末に負えない」 神様「おい、人間たち。大洪水起こすかんな」
人間「なんでだよ」
神様「こんなかたちで文化を繁栄させてもいいことないぜ」
人間「うるせぇ、やれるもんならやれよ」
人間「そんな脅しには乗らねぇよwww」 神様1「やはり蛇神は間違っていたのだ」
神様2「どうなるか試した結果がこれですもんね」
神様1「蛇神は頭がいい奴だった。もしかしたらいい結果になるかもと思ったのだが」
神様3「無理にきまってんだろ。自発的に考えられない奴は生存本能に従うからな」
神様1「今さえ良ければなんでもいいんじゃろ、あいつら……」 神様2は女だったポポロという名だ
神様3は筋肉質な男でジータという名だ
ジータ「楽園の人間はもう作らないのか」
ポポロ「ええ、もう作っても無駄でしょう」 当初の神々の計画では人間というハードディスクに少しずつ情報を入れていき、神々に近づけると言うものだった
しかし禁断の果実を食べた人間が乱数となり計画が駄目になった
なので神々は楽園の中の人間に繁殖を禁止を言い渡した。寿命を迎えた人間は穏やかに死んだ
それから人間は作っていない
なぜなら禁断の果実を食べていない人間も、楽園の外にいる人間と触れ合うとコンピューターウィルスに感染するように駄目になってしまうからであった ジータ「数のちからは偉大なり、だなぁ」
ポポロ「そうね、私たちは繁殖できないからね」
ジータ「ぼうふらのようにポッと出てきただけだもんなぁ」
彼らには基本的な寿命がない。だが突然死で死ぬ
彼らは何かを残したくて人間を作ったのだ 人間が大繁殖してから神々は何人か死んで、残り少なくなった30人くらいだ
一から人間を作ってハードディスクを満タンにする情報を入れる時間はもうない
シータ「俺たちの計画も終わりだなw」
ポポロ「そうね、大洪水で人間が死滅したら私たちの意思を継ぐものはいなくなる」 シータ「まぁ、俺はそれでもいいよ。地球を駄目にされるよりはな」
ポポロ「……」
シータ「じゃあ俺は筋トレすっからよ、じゃあな!」
ポポロ「貴方はいつもそればっかりね……」 ベンチに座ってポポロは星空を眺めた
星は綺麗だった
ポポロは蛇神が好きだった ポポロは蛇神がイブという女に恋したのが解せなかった
姿形が良かったのだろうかと考えたりもした
中身なんて空っぽだったのだから、それしかないだろうと納得させた
でも蛇神は頭が良かった。変人だったけれども ポポロは蛇神が恋わずらいであんなことをするわけがないと思った
きっと理由があるのだろうと
だから蛇神の意思を継ぎたかったのである
もし上手くいけば自分を好きになってくれるかもしれないとも思った ポポロは下界を見渡した
ちなみに楽園は天空の城ラピュタのように空を飛んでいる
ポポロはある一家を見つけた ジータからシータに変わると性転換みたいに想像しちゃう ポポロは下界に降りていき一家を訪ねた
ポポロ「こんにちわ」
ノア「なんだい、おねぇさん」 ポポロ「わたし神様なの」
ノア「うそだぁ」
ポポロ「本当よ、嘘じゃないわ」
ノア「だっておいらと変わらない姿じゃないか」
ノアは少しだけ空を飛んだ ノア「神様だ!」
ポポロ「そうよ、これから大洪水がおこるわ」
ノア「なんでだい?止めておくれよ神様だろ」
ポポロは困ってしまった、大洪水を起こすのは自分ではないからだ ポポロ「うるさいわね、貴方たち人間が駄目なせいよ」
ノア「そんなぁ」
ポポロ「貴方は真面目ね。船を作りなさい、大きな船を」
ノア「船なんかつくったことないよ」
ポポロは設計図を渡した ポポロ「それに動物たちも乗せてあげて。ちゃんとつがいにしてね」
ノア「おいらの給料じゃ羊とか買えないよ」
ポポロ「盗めばいいのよ」
ノア「盗みは駄目だよ。悪いことだ」
ポポロ「貴方って本当に真面目ね。いいのよ、どうせほっといたら死ぬんだから貴方が盗んで救ってあげるの」 ノア「でも」
ポポロ「わたしが許すわ。神様のわたしが」
ノア「わかりました神様」
ポポロ「あと蛇はメス一匹でいいわ。オスはわたしが持ってくるから」 ノアは箱舟をせっせと作った
周りの人間が好き勝手やってる間に一人せっせと作った
箱舟は完成した 動物たちも盗んで乗せた
自分の家族も
家族たちはノアが好きだったのでいうことを聞いた
ポポロ「あら、完成したのね」 ノア「へい、神様」
ポポロ「ノア、偉いわね」
ポポロもノアが箱舟を作ってる間に蛇神を必死に探して見つけた
蛇神はポポロをじっと見つめている
ポポロ「じゃあ、お元気で」
蛇神「ニョロロロロ」
ポポロは蛇神をノアに渡すと天空へと帰って行った 大洪水が起きた、人間も動物たちも流され溺れていく
ノア「なんてこった、神様の言ったことは本当だった」
ノアの家族「おそろしや」 ジータ「おー、すげえな」
ポポロ「そうね」
大洪水をみて神様1は言った
「しょうがないことなんじゃ」 大洪水は終わり水は引いて行った
神様たちはのんびりと過ごした、すべてが終わったからだ
何年かしてジータは下界を見下ろした
そこには村ともよべない集落があった ジータ「おい、人間生きてるぞ」
神様1「なんじゃと」
ポポロ「にやり」 ジータ「どうすんだ、また洪水起こすか」
神様1「しぶといやつらじゃ」
ポポロ「放って起きましょう」 ポポロ「もう一度チャンスを与えるのです」
神様1「いやじゃ」
ポポロ「神様のいうことを信じて生き残った人間です」
ジータ「洪水に耐えられる船を作ったのか、真面目なやつだ」
神様1「わしの話を聞け」 神様1「私たちが死んで、人間が死んでも地球さえ残っていればいいのじゃ。また同じようにボウフラのように私たちのようなものが現れればいい。その時に地球があればいいのだ。しかし奴らを野放しにしてはその時が来てもどうしようもなくなるんじゃ。奴らは失敗作なんじゃ」
ポポロ「そんなことないわ」
ジータ「なぜ言い切れる」
ポポロ「容量を埋める方法は私たちが教える以外にもあるってことよ」
神様1「まさか」
ポポロ「そうです。人間に失敗をたくさんさせればいいのです。殺し合いでもなんでもさせればいい。いずれ意味のないことだと知るでしょう」
ジータ「あくまでも生存本能に基づいてだがな。失敗、成功の基準もそこになるだろう」
神様1「とんでもない時間がかかる。地球ももたんじゃろ」 ポポロ「人間も生きて行くのに地球が必要なことはわかるでしょう」
ジータ「たしかにそこまで馬鹿じゃないだろうな」
神様1「……わかったわい。様子を見るとするか」 それから何百年も経った
神たちは下界と関わるのをやめた
教えなどは自分で作り、真面目にやってくように信じた ノアの偉業は伝説になった
ノアの子孫であるニロは蛇神と友達になっていた
ニロ「お前、神様だったって本当かよ」
蛇神「ほんとうさ」 蛇神は大蛇となって言葉を話せるようになった
蛇神「お前はわたしが怖くないのか」
ニロ「会話できるしな、敵意ないのわかるから怖くないよ」 ニロ「なんだって楽園からで出たんだい?」
蛇神「罪さ」
ニロ「罪?」
蛇神「イブって女に惚れてた」
ニロ「それが罪?」
蛇神「お前らに意思を与えたからだ」
ニロ「そんなの生まれた時から持ってる」
蛇神「ははは、そうだな」 蛇神「俺はお前らに知識を与えるよ」
ニロ「感謝してるよ」
ニロは蛇神に色々教えてもらっていた
蛇神「俺もいつまでこうしていられるかわからないからな」
ニロ「うん」
蛇神「少ない時間でたくさんの情報を伝えるのはできない」
ニロ「それはそうだろ」 蛇神「お前に数字を教えてやる」
ニロ「数字?」
蛇神「数字を操ることを数学というのだ」
蛇は数字を口でかいて教えた
蛇神「コレを足したり引いたり欠けたり割ったりしろ」
ニロ「???」
蛇神「現実を仮定して、仮定の中で結果をだせる」
ニロ「つまり?」
蛇神「仮定の結果は現実でも同じように働くってことだ」
ニロ「よくわからん」
蛇神「とりあえず、やり方だけ覚えろ。それを伝えるのがお前の役目だ」
ニロ「わかった、得意そうなやつ探しとくよ やがてニロは大人になった
蛇神はどこかへ行ってしまった
ニロは蛇神に感謝していた。知識を与えてくれたことに
そして神を憎んだ。知識を与えようとしなかった彼らを
ニロにとっての神は蛇神だけであった 蛇神はいつも言っていた
蛇神「お前らにも知識をわけでやりたい。人間と神の差を無くすのがわたしのしたいことなんだ」
ニロ「なんでだ」
蛇神「人間と同じになれるからさ、わたしは人間になれないからね」
ニロ「人間は神になれるのか」
蛇神「さあね」
ニロ「もうイブは死んだんだろ?意味ないじゃんかそんなの」
蛇神「ははは、そんなことない。わたしのような奴が他にも出てくるかもしれないじゃないか。そいつのためにやるのさ」 ニロは神に戦いを挑むことに決めた
数学が得意になった奴を集めて神の楽園まで届く塔を作れるか計算させた
仮定では可能だと結果が出た
ニロはそれをバベルの塔と名付けた バベルの塔は凄まじい速さで建設されていった
ニロには人望があった
彼の言葉は民衆によく響いた
民衆は彼を崇拝して崇めた ジータ「おい、人間どもがなんかやってるぞ」
ポポロ「なにを焦ってるのよ」
冷や汗をかいているジータをみてポポロは笑った
ジータ「塔をつくってる。かなりの高さだ」 ポポロも下界を見てみた。驚いた
ポポロ「なによ、あれ」
バベルの塔はかなりの高さになっていた。天まで届きそうなくらいに
ジータ「ここまで届くくらい高い塔だ」
ポポロ「やばいわね、これ」 ジータ「人間にこんなことできるわけがない。教えがない奴らにできるのは狩りや農業くらいだ」
ポポロ「だれも下界とは関わってないわ。彼らに関わらないとルールを決めたもの」
ジータ「ん?あれなんだ。なんか書いているな。新しい言語を獲得したのか!ありえない」
必死に書きなぐってるインクの羅列をポポロは知っていた
あれは数字だ。蛇神が昔教えてくれたのだ 蛇神「ポポロ。もし私たちが一斉に死んだらどうする」
ポポロ「どうしたの急に」
ポポロと蛇神はいつもベンチで星をみながら会話していた ポポロ「終わりよ。人間たちも教え無くして生きていけなくなるわ」
蛇神「彼らは繁殖ができる」
ポポロ「自分たちで判断できるようにするってこと?価値観をつけるつもり?」
蛇神「まぁ、禁止されているな。あの果実を食べるのは」
ポポロは笑った
ポポロ「それでも無理よ。教えがないんだもの。狩りと殺し合い。作物の乱獲。自分の欲求に従うだけでいずれ死ぬわ。先のことなんて考えられないもの」 蛇神「こんなの考えてみたんだ」
蛇神は数字を地面に枝で書いた
蛇神「パズルに似ている。コレを組み合わせるとか外したりすることで結果が出る」
蛇神は数学について説明した ポポロ「これは道具に近いわね」
蛇神「そうだ。この数字という範囲内なら彼らは進化できる可能性がある」
ポポロ「新しい発想は無理よ。わかるでしょう」
蛇神「人間が数学を理解すれば、私たちとの架け橋になる可能性もある」
ポポロ「どういうこと?」
蛇神「まぁ、いずれわかるさ」 ポポロはジータに数字のことは言わなかった
蛇神に危険が及ぶのは嫌だったからだ
数学で計算された塔は狂いなく正確に楽園へと伸びていっている
塔の前で少年が演説していた
ジータ「あの青年がリーダーか」
ポポロ「そうみたいね」 ニロ
「わたしたちは彼らに戦いを挑む!見よ。この塔を!わたしたちに知識を与えた神のおかげだ。わたしたちには力がある。やつらに思い知らせてやるのだ。人間の底力を!」
民衆は完成をあげた
「大洪水でも起こすがいい!この塔は沈まない高さと、崩れはしない強固な作りになっている。計算によってそれは証明されているのだ!恐れることなんて何もない!」 ジータ「すごいな。民衆も聞き惚れている」
ポポロ「……もともと人間は神にすがりつくようにプログラムされているわ。神がいなくなった今、神の代わりを探していたのよ」
ジータは感心した顔で言った
ジータ「それにしても上手い演説だ。声もよく通る。おれ以上だ」
ポポロ「彼はまだいいわ。神を騙ってないもの。そのうち偽物の神さまが名乗り出てくるわよ、きっとね」 ジータ「別の神さまが出てくるくらいいいじゃねぇか。可愛いもんだぜ」
ポポロ「駄目よ。民衆が本当に神だと信じたらなんでもいうことを聞くようになる。下手したらわたしたちの教えも上書きされる可能性があるってことよ」
ジータ「とりあえず、あの塔は駄目だな。危険だ」
ポポロ「でも洪水はだめよ、洪水じゃ壊せない」 神様1「やはり、とんでもないやつらじゃ」
ジータ「お、死にかけのジジイがきたぞ」
ポポロ「お体は大丈夫なのですか」
神様1はゲホゲホと咳をした。咳には血が混じっていた。 神様1「可笑しいものじゃ。わしらは突然死で死ぬはずなのに、苦しめられるとは」
ポポロ「病気にかかるなんて初めてのケースですね」
神様1「まぁ、もう長くない。力を使ったらわしは死ぬじゃろう」
ジータ「おい!ジジイ!あの塔ぶっ壊してくれよ」 神様1「無理じゃ、そんな力残ってないわい。どうせ壊しても奴らはまた塔を建てるじゃろ」
ジータは困った顔をした
ジータ「どうすんだよ!あいつらここまで来ちまうぞ」
ポポロ「まぁ、わたしたちは残り10人足らずですからね。あの人数がきたらひとたまりもないです」
神様1「なぁに、奴らは無知な人間じゃよ。あの青年だけがちょっと賢いだけであとはなにも考えてはおらん」 ジータ「どういうことだよ」
神様1「青年の言葉が伝わらなきゃいいだけじゃよ」
神様は杖を振りかざすとまばゆい光が世界を覆った。
すると民衆の言葉がいくつかに別れた
ポポロ「……言葉を変えたのですか!」
神様1「なに、言葉を奪ったのではない。認識を変えたのじゃ。クオリアじゃよ。彼らは喋れるが意味は通じないじゃろ」
ジータ「なんの意味があんだよ!」
神様1「わしの残りの力を振り絞って、できるだけ言語を分けた。見てみい」 ニロの演説を民衆が聞けなくなってしまった
ニロも異変に気付いた。言葉が伝わってないと
ニロ「言葉を奪ったか!いや、話してるやつらもいるな。なるほど違う言葉に変えたのか」
ニロは言葉が伝わる側近をよんで伝えた
「これから言葉のすり合わせを始める。塔の完成には重要なことだ。明日から行おう」 ジータ「あいつら、言葉を研究してまた来るぞ」
神様1「大丈夫じゃよ、げほ」
ジータ「なんでだよ!」
神様1「彼らはわしらのことなどどうでもよいからじゃ。塔の完成だって興味ないじゃろ。彼らが欲しかったのは崇拝する対象じゃよ。人間とはそういうふうにできているんじゃ。奴らは反射で動いているだけじゃよ」
ポポロ「もう貴方は死んでしまうのですね」 ポポロは神様1の頭を膝に乗せた
神様1は青空を見ながらポポロと話した
神様1「わしは蛇神のやろうとしていたことがわかったかもしれん」
ポポロは驚いた。ポポロにも蛇神の目的がわからなかったからだ
「なにをしようとしていたのですか」 神様1「人間を作ったのはわしじゃ。なぜ作ろうかと思ったかもわからん。偶発的にアイデアが浮かんだんじゃ」
ポポロ「はい」
神様1「しかし、わしよりあいつは人間に詳しいのかもしれない。わしらは一体、どうやって生まれてきたのじゃろうか」
神様1「あいつは、なぜ……ゲホ……げん…れるかのう……ってたのだ」
ジータ「ジジイ!しゃべんな。辛いだけだ」 神様1「大丈夫じゃ。すまん」
ポポロ「無理をなさらずに」
神様1はニヤリと笑った
神様1「あの青年は雷神トールに似ていたな。演説が上手い」
ポポロ「さようですね」
神様1「わしがいなくなっても人間の監視は行っておけ」
ポポロ「わかりました」
神様1「さらばじゃ」
そう言って神様1は息を引き取った 数ヶ月後
ジータ「本当にジジイの言うとおりになったな」
ポポロ「そうですね」
ニロの周りには数学者たちと言語が伝わるものしが残ってなかった
それ以外の言語を持つものたちは色々なものを争い、奪い、各地に散っていった
ニロたちだけでは塔の建設は無理だった。圧倒的に人手が足りない
やがて、ニロたちも死んでいって、塔も崩れてしまった
そしてさらに数百年の時が流れていくのであった >>120
結構、長くなるかもしれないっすw
いったん終わりにして、すこしずつ更新する予定っす
隠されたものってことなので前のスレもそうなのですがオカルトで書いてます
暇つぶしに読んでいただけるとありがたいです おもしろいっす(^^)/
またつづきも楽しみにしてます
では、おやすみなさいませませ 聖書ってちゃんと学んだ事なかったから新鮮だわ
続きお願いします \
 ̄ヽ、 _ノ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
`'ー '´
○
O
/───\
ヾ ミ
─ミ─\ / ミミ \
/ ミ 丿
/ /ヽ─ ヽ 彡
/ / \lilili││/ヽ 彡
ヽ ミ / │/ \/ \ 彡 と思う43歳独身無職男性であった
│ / │ 彡
ミ ミ │ │ 彡
│ │ / ̄ ̄ヽ / ̄ ̄ヽ ヽ 彡
\ │ / | |\ │ 彡
ソ │ /●ノ ヽ●\ ヽ 彡
\ │  ̄  ̄ │ヽ ヽ
\│ / \ │∂│
│ ヽ・=・ノ │ノ
ヽ ∪ │
│ ___ │
ヽ ⊂ ⊃ /
│ ∪ ̄ ̄ ノ
\ ミ
彡 ミヾ
ミミヽミ >>133
興味があるならホンモノも読んだ方がいいよ
特に登場人物の名前の違いははそのまま文化と歴史の削ぎ落としになるから
一度は元のヤツを読まないと
一番大切な事が伝わらない
でも理解できると、過去と現在と未来を多少は理解できるようになるよ
(オカルトではなく知識的に) 第1部 アダムとイブと禁断の果実
>>2-62
第2部 ノアの箱船とポポロの願い
>>65-98
第3部 ニロの塔 蛇との出会い
>>99-130 >>132
ありがとう、がんばりますー
嬉しいっす!
>>133
聖書をわかりやすくしたわけじゃなくて、ショートストーリーなんだ
実は俺も聖書あんまり詳しくないよw
>>135
聖書も旧約とか新約とかわかりずらいよー
俺のSSも暇つぶしに見てね!
>>137
愛を叫ぶ!
>>138
タイトルいいね!見やすくてありがたいっす!
助かります!
>>140
悲しい気持ちになったよ、やめてねw ニロの死後、各地に散らばった人々は街を形成して国をつくった
ある街の、ある小屋に一人の女性がいた
女「生まれるわ」
女性から男の子が生まれました イエニスタ「オギャー!」
女性はイエニスタに微笑みました
女「元気な子ね、健やかに育つのよ」 イエニスタが3歳になると女性は大工のおっさんにイエニスタを預けました
女 「この子を宜しくお願いします」
おっさん「はいよー」
おっさんとイエニスタは一緒に暮らすことになりました イエニスタはやがて青年になりました
子供たちとサッカーをして遊んでいます
イエニスタ「こい、へたくそども」
子供達 「へたくそじゃないやい!」
イエニスタと子供達は仲良しでした おっさん 「イエニスタ!大工の仕事があるだろう」
イエニスタ「嫌です、父上。仕事の気分ではないのです」
イエニスタはそう言うと、子供達にさよならをして颯爽と街中へ消えて行きました あ〜そんで殺されたみたいなもんなんかな?
この辺からも少し追ってみるか イエニスタは仕事に疑問を感じていました
イエニスタは人々を観察するのが好きでした
イエニスタ「みな、金のために働いているのだ」
商人たちをみてイエニスタはつぶやきました イエニスタの家は貧乏でした
なのでお金を稼がなければ生きていけないということはわかっていました
イエニスタはそれが嫌だったのです
人々はお金を稼ぐことを重視して、自分がしている仕事がどのような役割を果たしているかを考えようともしないことが嫌だったのです ボッタクリなんて日常茶飯事です。みんなやっています。
お金をたくさん稼ぐには当たり前のことです。
安く仕入れて、高く売る
商売の基本なのです イエニスタは賢かったので仕組みが分かっていました。
市場に出回ってる銀貨の数はある程度一定なので、お金持ちになるということは周りの人が貧乏になるということに
富は無限にあるわけではないのです
水だって、お日様だって、空気だって有限なのです 分け合わなければならないのです。それが愛だとイエニスタは感じていました
イエニスタ「商売の本質は、私が考えるに流通の役割だ」
イエニスタ「金を稼ごうとすると流通が滞る。ボッタクリのせいで私の家ではミルクが買えない」
イエニスタ「ミルクの原価は調べた。流通でかかる費用を考えても、わたしの給料で十分買える値段だ」
イエニスタ「そのため働くことが問題の解決に繋がると思わないので、働く気が起きないのだ」 イエニスタは草原へと向かいました
馬や羊たちが牧草を食べていました
イエニスタ「やつらは完璧だ。完璧な仕事をしている」
豚と羊 「むしゃむしゃ」 イエニスタ「やつらには欲望がないのだ。必要なことしかしない」
イエニスタ「いや、違うな。善、悪の基準がないのだ」
イエニスタ「ただ草を食うだけの欲望。寝るだけの欲望」
イエニスタ「いや、欲望ですらないのかもしれない」
イエニスタ「人間は善、悪の基準がある」
イエニスタ「しかもその基準は極めて各、個人的なものだ」
イエニスタ「金もうけをしてるやつらは善の行為だと言い張るだろう」
イエニスタ「ローマを駄目にしてるというのに」
イエニスタ「神たちはなぜ、わたしたちを豚や羊のように完璧に作らなかったのだろうか」 イエニスタはここ数年、ずっと独り言をしてます
話し相手が居ないのです
イエニスタ「神よ、わたしにいったいどうしろというのですか」 イエニスタは目を疑いました
空から人型の何かが降りてきたのです
イエニスタ「……神様?」
その神様は筋肉質で屈強な男でした 屈強な男はイエニスタに言いました
ジータ 「おい、人間。羊を一頭もらっていくぞ」
イエニスタ「わたしの羊ではありません」
ジータは呆れた顔をしました ジータ 「俺は神だ。お前は人間だ。わかるな?」
イエニスタ「はい」
ジータ 「たった今、お前は人間代表になった。俺が決めた。良かったな!」
イエニスタ「左様でございますか」
ジータ 「羊はもらっていくぞ」
イエニスタ「……わかりました」
イエニスタ「そのかわりお願いがあるのです」 ジータ 「羊一頭分なら聞いてやる」
イニエスタ「教えて欲しいことがあるのです」
ジータは早く帰りたかった
ジータ「なんだ」 イエニスタ「なぜ人間を完璧に作ってくれなかったのですか」
ジータ 「なんだ?神にでもなりたかったのか」
イエニスタは羊を指差して言った
「わたしたちは羊よりもタチが悪い」 ジータ 「よくわかってんじゃねぇか」
イエニスタ「なぜなのです!」
ジータは笑いながら言った
「そりゃお前さんの祖先が善悪の実を食っちまったからだよ」 イエニスタ「善悪の実?」
ジータ 「そうさ、禁断の果実。俺たちは食うなと言ったのにな」
イエニスタ「なぜ食べてしまったのですか」
ジータ 「知るか。美味そうだったんだとさ」
ジータはため息をついた
「俺らはお前さんたちを完璧に作った。禁断の果実を食ったのはお前さんたちの罪だ。最初の罪だよ。きっといろいろなものをお前さんたちは駄目にするよ」 イエニスタ「……わたしたちの罪」
ジータ 「そういうこった。俺はもう帰るからな。じゃあな」
イエニスタ「待ってください!わたしは何をすればいいのですか」
ジータ 「お前たちで考えろ。もう俺らの手に負えないからな。罪を悔い改めるんだな」
そう言ってジータは空にある楽園へと帰って行った イエニスタは夕焼けを見て言った
「なんてことだ。神はわたしたちを完璧に作ったのに、わたしたちが自分たちを不完全にしたというのか」
イエニスタ羊たちに言った
「お前たちは羊飼いの教えに従っているのだろうが、わたしたちに教えをくれる神はもういないのだ」 イエニスタは宗教をやろうと決めた
草原から街中へと戻ったのだが、いつもと景色が違って見えた
子供達 「イエニスタ!サッカーやろうぜ!」
イエニスタ「もうじき、夜になる。家に帰りなさい」
イエニスタはいつものように微笑んだ
そして自分の家の扉を開けたのであった 神に会ったことでイエニスタがいきなり大人びてきた
これが悟りってやつだろうか すみません
最近忙しいので更新遅くなります
10月半ばは時間あるので一気に行きたいなぁと思います
コメントありがとうございます
読んでくれ人がいるうちは頑張りたいと思います
ではでは イエニスタは父に言った
イエニスタ「父上、わたしは宗教をやります」
おっさん「なんだって?」
イエニスタ「大工はやめます」
おっさん「……そうか」 おっさん「普通に生きるということはいいことなんだがなぁ」
イエニスタ「……」
おっさん「いつかこうなる気はしていたよ」
イエニスタ「すみません、父上」
おっさん「いいんだ。わたしが洗礼を与えてやろう、行くがよい」
こうしてイエニスタは旅にでました 宣教するためには次の街に行かなくてはなりませんでした
次の街は商人たちでも長い時間がかかる道のりで、広い荒野でした
イエニスタは一人で歩いていました 数日が経ち、食料が無くなりました
そこらへんの草や、雨水でイエニスタは空腹をしのぎました
イエニスタ「いったい私になにができるというのか」
イエニスタ「このままではやがて飢えで死ぬ」
イエニスタ「死ぬのは怖くない」
イエニスタ「しかし、意味がないことは嫌いなのだ」
イエニスタ「父上の元に戻って、普通の暮らしをするべきだろうか」
イエニスタ「そちらの方が、有意義なのだろうか」
イエニスタ「私の言葉は人々に伝わるのだろうか」 空腹のせいか、独り言が進みます
杖をつきながらヨタヨタとイエニスタは歩き続けました
イエニスタ「ついに幻覚を見るようになったか」
イエニスタは目の前にある風景に驚きました 一本の大樹がありました
大蛇がその大樹に巻きついていました
その蛇はイエニスタの5倍ほどの大きさでした イエニスタ「……悪魔の使いだろうか」
蛇神「失礼なやつだな、どうしたんだこんな荒野に」
蛇神はイエニスタに尋ねました イエニスタ「わたしは宣教をするためにこの広い荒野を越えなければならないのだ」
蛇神「宣教だって?なにを教えるというんだ、ははは」
イエニスタは蛇神を睨んだ
イエニスタ「悔い改めることだ。人間というのは教えがないと生きていけないから、わたしが教えるんだ」
蛇神「教えなどなくても、人間は生きていけるさ」
イエニスタ「いや、違うね」
イエニスタ「みな、王様や貴族や商人の教えに従ってるのさ」
イエニスタ「あんなものは教えではない。欲望の塊にすぎないのだ」
蛇神「……おしゃべりなやつだな、ははは」 イエニスタ「わたしの頭はどうかしてしまったのだろうか、蛇が喋るとは不思議だ」
蛇神「まぁ、いろいろあってな」
蛇神は舌をチロチロさせながら言った
蛇神「宣教なんてやめたらどうだ。お前にはお前の人生がある。器用に生きるべきだ」
イエニスタ「なんだと」 蛇神「今の自分を見ろ。ボロボロではないか。自分を救えないやつが人を救うというのか」
イエニスタ「私は私のやりたいようにやるのだ。人のためだけではない」
蛇神「この荒野は広いぞ。引き返した方がいい。商人は馬車を使うから越えられるのだ。歩いていくには険しすぎる」
蛇神「まぁ、そのおかげで私に会えたのだがな」
イエニスタ「私の道をどう進もうと、私の勝手だ。私は馬を使わないと決めたのだ」
イエニスタ「悪魔の手先め。私はもう行くぞ」 蛇神「まぁ、待て」
蛇神は大樹になっている果実をイエニスタの前に差し出した
蛇神「もっていけ。ビタミン不足で病気になるぞ。荒野を超えるには必要なものだ」
イエニスタ「いらぬ」 イエニスタは蛇神を無視して先へ進んだ
イエニスタ「幻め。私はだまされんぞ」
イエニスタ「ビタミンとはなんだ。聞いたこともない」
イエニスタ「呪いの言葉だろうか」
イエニスタ「確かにこの荒野は危険だ」
イエニスタ「もし私がこの広い荒野を越えられたら宣教をしよう」
イエニスタ「それは神の意志だ」
イエニスタ「私の中に宿る、神の意志なのだ」 イエニスタはそれから一ヶ月ほどかけて荒野を抜けた
イエニスタはもう迷わなかった
幻も見ることはなかった
イエニスタ「さて、宣教を始めるとするか」 それは大きな街だった
街と街が連なる帝国だった
富めるものや貧しいものたちが混ざり合ってた
イエニスタは説いた イエニスタ「皆の者、聞け!」
イエニスタは街中で説いた
イエニスタ「わたしたちは罪を犯したのだ。楽園を追放された。悔い改めなければならない」
イエニスタ「禁断の果実を口にして価値観を手にして、皆、欲望を身につけた」
イエニスタ「富める者も貧しいものもみな、同じだ!すべてに価値がない!」
イエニスタ「神を信じるのだ!王も貴族も神ではない!
イエニスタ「わたしたちは神のいる楽園に帰らなければならない」
イエニスタ「この世界は混沌であるからだ」
イエニスタ「今までのわたしたちを悔い改めて、原罪を犯す前のわたしたちに戻れば!」
イエニスタ「神はきっと赦してくださる!」 民衆「何言ってやがるんだ、俺たちが王や貴族と同じだって!?」
イエニスタ「そうだ」
民衆「やつらは血筋が違う。エリートなんだ。俺たちとは違う!」
民衆「いうことを聞くのが世の理だ!」
イエニスタ「いや、違う」 イエニスタ「あなたたちは偶像を崇拝しているにすぎない」
イエニスタ「彼らは金を持っているだけだ。生まれた時にいい家に生まれただけだ」
イエニスタ「人間は結局、人間なのだ」
イエニスタ「人間は平等なのだ」
イエニスタの教えに涙する者もいた
当時の世界情勢は貧しいものに厳しい社会だったからだ
貧しいものは人間扱いされることすらなかった
だからイエニスタに皆、平等と言われて涙したのだ
自分が人間であるということに感涙したのである
イエニスタは貧しいものたちから支持されるようになった 民衆「わたしたちのようなものでも赦されるのですか」
イエニスタ「ああ」
イエニスタは人間に違いなどないと思っていた
神に赦されるかどうかはわからなかったが
貧しい人には救いが必要であると思ったから、赦されると答えた イエニスタは町から町へと旅をして殉教者を増やしていった
弟子もできたりした
イエニスタを良く思わない人たちも出てきた 実は神のもとへ帰るという宗教は他にもあったのだ
時代の流れなのか人間の中にプログラムされていたものなのかはわからないが、近い考え方をするものが同時多発的に現れたのである
ファザー教というものがあった
父のもとへ帰るという宗教で、厳しい規律でそれを守ることによって禁断の果実の呪縛から逃れるという考えの宗教だった イエニスタの宗教は貧しいものたちが集まっていた
イエニスタは自分の宗教をシャイン教と名付けた
ファザー教はイエニスタが貧しいものと関わることが許せなかった
ファザー教は寺院と民衆からなるものだった
ファザー教は自分たちに近い教えを、イエニスタが貧しいものたちに教えるのが許せなかったのである
貧しいものたちなど救う必要などないと思っていたのだ イエニスタの弟子たちは貧しいものたちだったのでファザー教のような規律や作法をしらなかった
ファザー教「シャイン教よ、お前らは食事が終わっても口を拭かないのだな。楽園に帰る資格などない」
ファザー教「禁断の果実の毒は抜けてないようだ。好き勝手やっているのだな、お前らは」
シャイン教の教徒たちは自分を恥じた。作法なんて今まで気にしなかったからだ
シャイン教「わたしたちより、彼らの方が楽園に帰るのにふさわしいのかもしれない」 ファザー教はシャイン教を恐れていた
シャイン教の数が多かったのだ
実は帝国の転覆を願っているものもシャイン教に加わっていた
帝国に依存しているファザー教にとっては邪魔でしかなかった
ファザー教「あなたたちには楽園に帰る資格などないのです」
ファザー教「イエニスタ、あなたはどう思っているのですか?」 イエニスタは静かに怒っていた
しかし、それは自分の宗教を馬鹿にされたことにではなかった
イエニスタ「あなたたちは糞だ。腐った臓物だ」 ファザー教「なんですって?」
イエニスタ「腐った臓物だといったのです」
ファザー教「いかがわしい言葉を使うのですね、いかがわしいものたちと関わっているせいかしら?」
シャイン教「イエニスタ様、おやめください」 イエニスタ「規律を守って、さぞ、鼻がたかいことでしょうな」
ファザー教「当たり前でのことです。できないシャイン教を軽蔑しますわ」
ファザー教は笑いながら言った イエニスタ「わたしたちのことを見下しておられるのですか」
ファザー教「当たり前じゃないですか」
イエニスタ「わたしたちを見下ろしていいのは神様だけではないでしょうか」
イエニスタはニヤリと笑った イエニスタ「禁断の果実の毒が抜けていないのはどちらの方かな?」
イエニスタ「あなたたちは価値観の塊ではないか」
イエニスタ「規律を守っている自分たちは偉いんだと威張っている」
イエニスタ「しかし、私の教徒たちは違う」
イエニスタ「規律を知らない自分たちを恥じている」
イエニスタ「傲慢なあなたたちと慎ましい私の教徒たち」
イエニスタ「楽園に帰るのにふさわしいのは果たしてどちらかな?」 ファザー教は黙ってしまった
イエニスタ「あなたたちは偽善者だ」
ファザー教「なんだって?」 イエニスタ「綺麗な規律を隠れ蓑にしてわたしたちを苛めているではないか」
イエニスタ「カッコのいい言葉の裏で、わたしたちをバラバラにしようとしている」
イエニスタはまっすぐな目をしていった
イエニスタ「偽善者は嫌いだ。全てをおかしくする」
イエニスタ「私はお前たちを軽蔑する」 イエニスタ「立ち去るがよい」
ファザー教「ぐぬぬ」
ファザー教のプライドはズタズタだった
ファザー教「イエニスタは殺さなけらばならない、絶対だ」 謀略を練っていたファザー教徒は、あれちょっと待てよ、と思った
ファザー教「しかし、わたしたちを軽蔑していいのは神様だけではなかったですか」
イエニスタ「ぐぬぬ」
イエニスタ「いまダブスタという言葉が頭をよぎった。呪いの言葉だろうか」
ファザー教「あるいはブメーラーンではないですか」 >>205
イエニスタ「難問を利用してあなたがたがやりたいことが重要なのだ」
イエニスタ「あなたがたは実のところ楽園に帰りたいなどとは思っていない」
イエニスタ「政治のため、階級を守るため、金のため、権力のためにやっているのだ」
イエニスタ「つまり自分のためだ」
イエニスタ「わたしは違う」
イエニスタ「楽園に帰るためにやっているのだ」
イエニスタ「神もそれを望んでおられる」
イエニスタ「それを邪魔するあなたたちだから神は見捨てたのだ」
イエニスタ「神はそんなあなたたちを軽蔑したのだ」
イエニスタ「今、神様は居ないのだ」
イエニスタ「だから私が神の子としてあなたたちを軽蔑したのだ」
イエニスタ「私は差別をしたりしない」
イエニスタ「富めるものでもシャイン教は大歓迎だ」
イエニスタ「楽園の門は誰にでも平等なのだ」 >>205
物語と似せて書かないでく欲しいっす
読む人がややこしくなるのは避けたいっす
普通にコメントしてくれーw
とりあえず繋げて書かせて頂きやした
細かいところまでよんでくれてるのは嬉しいです
ありがとねー ジータ「まいったなー」
ポポロ「どうしたの?」
ジータは下界を見下ろしていた
ジータ「俺が悔い改めろって言ったせいでややこしくなってる」 ポポロ「うわ、凄いわね。宗教が流行ってる……」
ポポロが下界を見下ろすと、下界ではどの宗教が正しいかで戦争が起きていた
ジータ「俺さー、会う人間すべてに、悔い改めるんだなって捨て台詞を言ったんだ……」 ポポロ「なんでそんなこと言ったのよ」
ジータ「むしゃくしゃして、やった」
ポポロ「馬鹿ね……」
ジータは声を荒げた
「だって食料取りに下界に足を運ぶ日々だぜ?」
「人間があの果実を食わなけりゃそんなことしなくて済んだ」
「楽園は崩壊したんだ……」 ジータ「あいつらの話はむつかしくて、わからん」
ポポロ「ただの大義名分よ。欲望を満たすための道具。気にする必要ないわ」
ジータ「下界に関わらないというルールを破ってしまった、すまん」
ポポロ「いいのよ。ルールは破るものよ」
ポポロはそれから昔のように下界を覗くようになった おお続き来てた
乙です
ブメーラーンで笑ったけどまあ違うわな
荒野で蛇の「価値観を持てる」果実を食べたらイエニスタはどうなったんだろう?
価値観自体はイエニスタにも溢れ出ているが利己的か献身的かの違いか そんくらいだわな
だから好みや考え読むのは自信ある
女性ら相手のが普通の人間関係築きやすい
男相手の方が難しい まずはこれが恥ずかしいからこれを逆転させよ〜とあれこれ考えるわけ 面白かった(´ー`)ノまた時間がありましたらお願いします! 「お姉ちゃんなにやってるの?」
一人の少女がポポロに話しかけた
ポポロ「下界を覗いているのよ、ミラ」 ミラ「下界なんて見ておもしろいの?」
ポポロ「おもしろくはないわよ」
ミラはニコニコとしている ポポロ「リスタ様の面倒を見ると約束したはずよ、ミラ」
ミラは困った顔をした
ミラ「おばあちゃんはもう駄目よ。歩けなくなっちゃったもの」 ミラ「もうじき死んでしまうわ」
ポポロ「なら、なおさら面倒を見なくてはダメね」
ミラはポポロの隣に座って言った
ミラ「いまジータが車椅子を作ってくれてるの。わたしはそれを押して散歩してあげるわ」
ポポロ「それはいいことね」 ポポロ「ジュダスは元気?」
ミラ「元気よ。ワインばかり飲んでるわ」
ミラは下界を覗いて言った
ミラ「下界は楽しそうね。お店とかたくさんあるわ」 ミラ「下界に降りてみたいわ」
ポポロ「あっちをごらんなさい、戦争をしてるわ」
ポポロは戦争してる方角を指差した
ポポロ「昔はここにもお店があったのよ。戦争なんてしなくてもね」 ミラ「でも、ここでは友達もできないわ。ポポロもジータも優しいけど、同じ年頃の友達なんてここではできないの」
ポポロ「わたしたちじゃ不満ってわけ?」
ポポロは笑った
ミラ「不満よ。おばあちゃんは小言ばかりだし、ジュダスはお酒ばかり飲んでるんだもの」 ポポロ「わかったわ。今度いっしょに下界に行きましょう。みんなには内緒よ?」
ミラ「本当?お姉ちゃん大好き!」
ポポロは下界を見るのにうんざりしていた。偽善者ばかりで溢れかえっていたからであった
ポポロ「じゃあ、一緒にリスタ様のところへ帰りましょう」 ポポロはミラと一緒にリスタの館へと歩いて行った
リスタの館は大きかったのだが、使用人である人間がいなくなってからは広すぎたので現在は使われていなかった
館の近くにある使用人の小屋にリスタとジュダスとミラで住んでいる ポポロ「こんにちは」
ポポロは小屋のドアを開けた
老婆がベットに座っていた
リスタ「ひさしぶりね、ポポロ」 ポポロ「足が悪くなったようですね。おばさま」
リスタ「わたしも、もう長くはないね」
ミラ「あれ?ジュダスは?」
リスタ「ワインが切れたのよ。倉庫を探しに行ってるわ」 ポポロ「あいかわらず、酒ばかり飲んでるのですか」
リスタ「もう、ワインは切れたよ。こっそり倉庫にいったのだけども、綺麗に空っぽね」
ポポロ「大丈夫でしょうか。ワインがなければ彼は首をくくるわ…」 リスタ「昔はあんなやつじゃなかったわ。ジュダスはシルトを慕っていた」
ポポロ「そうですね」
リスタ「シルトはなんでもできて男前だったわ」
ミラは人形で遊んでいた。リスタは微笑みながら言った
リスタ「シルトが死んだときに、ジュダスもまた死んだのよ」 ポポロ「おばさま、そんな言い方はよくないわ」
リスタ「わたしたち5人が最後の神だから?」
ポポロ「仲良くしなくてはいけないわ」
リスタは吐き捨てるように言った
リスタ「わたしたちはもう人間と変わらないわ。奴らは大繁殖した」
リスタ「いまさら何かしても無駄。残りの人生を良いものにしなくてはならないの」
リスタ「あなたも気を使う必要なんてないわ」
リスタ「もうすぐ奴が帰ってくるわ。嫌になっちゃう」 小屋の扉が開いた。小綺麗な中年の男がこっちを見てる
リスタ「ほらね」
ポポロ「……お久しぶりです、おじさま」
ジュダス「ワインが切れた。どこにもないんだ」 ポポロ「おじさまが飲み干してしまったんだわ」
ジュダス「……そうか、わたしか」
ジュダスは上目づかいに言った
ジュダス「ジータに頼んでくれないか。下界からワインを取ってくるように」
ポポロ「え?」 リスタ「この恥知らずが」
ジュダス「ワインくらいいいではないですか」
リスタ「食料取ってくるだけで精一杯だよ、役立たずのあんたと違ってね」
ジュダスは呆れた顔をした
ジュダス「それはあなたも一緒でしょう?役に立ってない」 リスタ「このボンクラと話したくないわ」
リスタはそっぽを向いた
ポポロ「ジータは忙しいわ。楽園の維持管理も彼と私でやってて、手一杯なの」
ジュダスは頭を抱えた ジュダス「おお、神よ。私を救いたまえ」
ポポロ「……神はあなたよ」
ミラ「自分で自分を救うのよ。おじさま」
ミラは笑いながら言った ジュダス「私はここを出るよ」
リスタ「なんですって」
ジュダス「下界に降りるのだ。ワインが飲めるところに住む」
リスタは口をあんぐりと開けて固まってしまった
ポポロ「楽園を出るというの?」 ジュダス「ワインがないところなんて楽園とは呼ばん」
ミラ「わたしも行きたい!」
ポポロ「ミラ、駄目よ。下界は危険だわ」
ミラ「大丈夫よ!」
ポポロはミラに言った
ポポロ「ジータを呼んできて。車椅子が完成した頃だわ」
ミラ「わかった!」 ミラは扉を開けて走り去った
ポポロ「おじさま、本当に行くつもりなの?」
ジュダス「ああ」
リスタ「あてはあるのかい?働かなくてはワインも買えない」 ジュダス「わたしは神だ。働くつもりはない」
リスタ「……でしょうね」
ポポロは少し考えてから言った
ポポロ「イニエスタという青年がいるわ。彼の元に行きなさい」 ジュダス「なぜだ」
ポポロ「きっとワインをくれるわ」
ジュダスは疑いの眼差しでポポロを見つめた
ジュダス「騙そうとしているんじゃないのか?」 ポポロ「いいえ。自分の正体を包み隠さず彼に話してごらんなさい」
ジュダス「もとより隠すつもりなどない」
ポポロ「結構。早い方がいいわ。早く行きなさい」
ジュダス「はいよ」
ジュダスはバックにリンゴやらパンを詰めて旅支度をした ジュダス「では、ごきげんよう。ミラとジータにもよろしく言っといてくれ」
ポポロ「わかりました」
リスタ「くたばれ、馬鹿野郎」
こうしてジュダスは下界へと降りて行きました コメントありがとうございます!
読んでます!
保守も助かります。ゆっくりの更新すみません!
また後で続き書きます! >>253
いつもありがとー
>>254
蛇神のこと忘れてたw
6人だね
>>255
>>256
ああ、保守の神よー
>>257
風に乗って散って行くだけなのです… ようやく暇が出来てきたので更新頑張りますー
完結するかもですね
では始めやす イニエスタはローマの街を歩いていた
宗教活動は弟子たちに任せていたので一人で歩いていた
イニエスタ「残るはスタエラルのみか、宣教せねばなるまい」
イニエスタ「スタエラルはファザー教の本拠地だから危険だ」
イニエスタ「どうしたものか」 少年「おい、ちゃんと蹴るんだ」
少女「おにいちゃん、わたしサッカー好きじゃないよー」
少年と少女がサッカーをしていた
イニエスタ「ふむ」 イニエスタ「わたしもいれてくれるかな」
少年「なんだよ、おっさん。サッカーできんのか?」
イニエスタは少年のボールを取り、リフティングをした
少年「すげぇ」
少女「かっこいー」 少年「おっさん何者だよ」
イニエスタ「ただの奴隷だ」
イニエスタは実は宗教活動に疲れていた
禅問答も得意だったが、好きなわけではなかったのだ
楽園に帰るのに必要だからしているだけで、イニエスタはサッカーのほうが好きだったのだ イニエスタは少年と日暮れまでサッカーをした
少女はニコニコしながら見ていた
イニエスタ「技術は教えた。後は練習を重ねればつかえるようになるだろう」
少年「おっさん、サッカーの神様だな。ありがとう!」
イニエスタは笑った
「わたしは神か。サッカーに関してだけなら神もお許しになるだろう」 少女「なんか変なおじさんがずっと見ていたよ」
少女が指を指した先には小綺麗な男がいた
イニエスタ「誰だ」 ジュダス「お前がイニエスタか」
ジュダスは少年と少女を見た
イニエスタ「二人とも帰りなさい。じきに夜になる」
少年「おっさん、ありがとな!」
少女「おじさんも夜になる前に帰らなきゃダメよ」
少年と少女は帰って行った イニエスタ「見たこともない服だな、ファザー教のものか?」
ジュダス「なぜだ」
イニエスタ「わたしを殺しにきたのだろう」
ジュダスは笑った
「ちがう。わたしを生かして欲しくて来たのだ」 イニエスタ「どういうことだ」
ジュダス「わたしは神だ。楽園から逃げてきた」
イニエスタは驚いた
「楽園になにかあったのか」
ジュダス「ワインが切れたのだ」 イニエスタ「ワインが切れると神は死ぬのか」
ジュダス「違う。ワインが好きなのはわたしだけだ」
イニエスタは疑った。ジータは空からやってきたのだが、この男は歩いてきた。
イニエスタ「貴方が神であることを証明しろ」 ジュダスはため息をついた
イニエスタのほうをチラリと見て言った
ジュダス「いいだろう。よく見ておくがいい」
ジュダスは宙に浮いた。20センチほど浮いている
ジュダス「どうだ。驚いたか」 イニエスタ「……もっと高く飛べないのか?」
ジュダス「無理だ」
ジュダスは地面に降りた。額には脂汗がにじんでいる
ジュダス「神にも得意、不得意はあるんだ。ぜぇぜぇ」
イニエスタ「お前はなにが得意なんだ」
ジュダス「……ワインを飲むことだ」 イニエスタはがっかりした。男が神だと言うことは信じたが、ジータに比べると頼りなかったからだ
イニエスタ「お前の望みはなんだ」
ジュダス「弟子にしてくれ」
イニエスタ「なぜだ。意味がわからん、神の貴方が弟子になるなど」
ジュダス「弟子になればワインが飲めると聞いた」
イニエスタ「わたしになんの得があるんだ」 ジュダス「わたしは神だぞ。なんだその口の聞き方は」
ジュダスはイニエスタの自分に対する扱いに驚いた
イニエスタ「弟子になるとはそういうことだ。周りのものにも示しがつかないだろう」
ジュダス「うーん」
イニエスタ「心配するな。ワインはちゃんとやる」
ジュダス「ならいい」
イニエスタ「で、お前はなんの役に立つ?」
ジュダスは困ってしまった。失敗したらワインが飲めなくなるからである ジュダス「楽園の門を開けてやろう」
リスタが門を開けてくれるとは思わなかったが、嘘も方便であると思ってジュダスは言った
イニエスタ「本当か?」
イニエスタ「神が受け入れてくれるだろうか」
イニエスタの目が輝いていた。ジュダスはチャンスをものにしようと言った
「心配するな。わたしも神だ。楽園の門に関しては任してくれ!」 イニエスタ「お前の名は何と言うんだ?」
ジュダス「私の名はジュダスだ」
イニエスタは頷いた
イニエスタ「よし、お前の名は今日からユダだ。ユダと名乗れ」
ジュダス「わかりました。イニエスタ様」 イニエスタ「みんな、紹介しよう。新しい弟子のユダだ」
イニエスタは弟子たちにジュダスを紹介した
弟子1「小綺麗な格好ですね。貴族の出身ですか」
イニエスタ「そうだ。貴族の暮らしに嫌気がさしたらしい」
ジュダス「よろしく、みなさん」 弟子2「彼にはなんの仕事をさせましょうか」
イニエスタ「そうだな、ユダ。お前は何がしたいんだ。希望はあるか?」
ジュダス「私は計算が得意です。会計係がよろしいかと」 弟子3「会計係はわたしの仕事だ」
ジュダス「私の方がうまくできます」
弟子3「なんだと」
イニエスタ「よろしい。ユダ、お前は会計係だ」
ジュダス「はい」
弟子3「イニエスタ様、あんまりでございます。私はこの仕事を誇りにしてます」 イニエスタ「わかっている。代わりにお前は私の側近になれ」
弟子3「本当ですか」
イニエスタ「ああ」
弟子3「身にあまる光栄でございます」
イニエスタ「次はスタエラルに向かおうと思う。この街の宣教活動を各自頑張ってくれ、終わり次第向かうつもりだ」 弟子1「さぁ、みんな。食事にしましょう」
弟子2「ユダ。きちんと神に祈ってから食べるのですよ」
ジュダス「え?」
弟子2「神に今日の恵を感謝するのです」
ジュダス「わ、わかった」
イニエスタ「今日から食事にワインをつけてくれ」 弟子3「ワインは趣向品です。楽しむためのものです」
イエニスタ「ああ」
弟子3「はたして神はお許しになるでしょうか」
イニエスタ「私たちは頑張っている。きっとお許しになるさ」
イエニスタはジュダスのほうを見た
ジュダス「ワインはみんなで楽しむものです。飲みましょう」 食卓にはワインが並んだ
いつもの質素な食事にワインがプラスされたのだ
最初はみんな戸惑っていたが、酒がまわると賑やかになってきた
いつもの静かな食事と違って笑顔があふれた
弟子たちもワインがあるのも悪くないな、と思った
ジュダス「みんなでワインを飲み、食卓を囲む。最高ですな」
イニエスタ「ああ」
イニエスタは笑った。みんなと笑い会えるのがとても嬉しかったのだった シャイン教は宣教活動をゆっくりと行った
シャイン教のモットーは急がず、ゆっくりと過ごすことだった
イニエスタは安息日を作った。何もしない時間を大切にしたかったからだ
イニエスタ「おい、リフティングはうまくなったか?」
少年「10回できるようになったぞ、おっさん!」
少女「こんにちは、おじさん!」 少年とイニエスタはサッカーをした
ボールの取り合いをした
少年に合わせてイニエスタは加減をしながら楽しんでいた
少女「またあの男の人見てるよー」
イニエスタが見るとジュダスがいた
ワインを飲んでいる イニエスタ「ああ、彼は友達だ」
ジュダス「こんにちは、お嬢ちゃん」
少女「こんにちはー!」
イニエスタはジュダスに言った
「何をしに来た。ワインなんか飲んで。金はどうした」 ジュダス「私は会計係です。金などどうにでもなります」
イニエスタ「不正はダメだ。ワインなら食事の時に飲んでるだろう」
ジュダス「私には足りませんな」
ジュダスはニヤリと笑ってワインを飲んだ
ジュダス「二人ともサッカーが下手ですな」 イニエスタ「なんだって?」
イニエスタは笑いながら言った。自分よりサッカーが上手いものを見たことが無かったからだ
ジュダス「少年。ボールを貸しなさい」
少年「はい」
ジュダスはリフティングをした。イニエスタに引けをとらないくらい上手かった
少年「すげえ」 イニエスタ「うまいな」
ジュダス「私にはシルトという友人がいました。彼とはよく腕を競ったものです」
ジュダスはイニエスタのほうへボールを蹴った
ジュダス「どうです。私と勝負しませんか?」
イニエスタ「なんだって?」
ジュダス「私があなたに勝ったら不正に関して目をつむっていただきたい」 イニエスタは笑った
イニエスタ「いいだろう。私が買ったら不正はやめろよな」
ジュダス「ふはは、いいでしょう」
少年「わくわく」 イニエスタとジュダスは勝負を始めた
イニエスタがボールを取り、ジュダスが取り返した
ジュダスが取り返したボールをイニエスタが取り返す
イニエスタ「なかなかやるな」
ジュダス「あなたこそ」
イニエスタは驚いた。ジュダスは自分と同じくらいサッカーが上手かった。もしかしたら自分よりうまいのかもしれない
イニエスタは自分の限界がジュダスといれば越えられるかもしれないと思った
ジュダスは嬉しくなった。イニエスタとのサッカーはシルトとの思い出を揺り起こした。それくらいイニエスタはサッカーが上手かった
ジュダスはイニエスタといつまでも勝負をしたいと思った
少年「すげえ。ファンタジスタや」
少女「どっちもカッコイイねー!」
周りに観衆ができた。子供達だけではなく、大人の女や男も二人を見てた
観衆1「どっちが勝つんだろうか」
観衆2「かっこいいわ」
観衆3「勝負がつかないところを見ると同じくらいの実力か」
観衆4「おれもサッカーまたやろうかな…」 やがて日が暮れた
イニエスタ「ははは、勝負がつかないな」
ジュダス「お預けということになりますな」
二人は笑って肩を組んだ。観衆は拍手をして、各自の家へと散っていった
少年「すごいな、おっさんたち」
少女「みんなみてたよー」
イニエスタ「ありがとう。二人も夜になる前に帰りなさい」
少女「はーい!」
少年「じゃあなー!」
少年と少女は家に帰った ジュダス「では、私の不正についてはお咎めなしということで」
イエニスタ「おい、私は負けてないぞ」
ジュダスはワインを飲んだ
「勝負がつくまでは保留にしましょう、いいですね」
イニエスタは笑った
「いいだろう。約束してやる」
二人も自分たちの家に帰って行った すよいうび から きなにっては いのただが
イエニスタ が イニエスタ に なった
そてし >>294 で いゅしっん イエニスタ に もっどかてら また イニエスタ にっなた >>295
すまん、俺ガサツだからそういう間違い多いかもしれん
ジータとシータ間違えたりもしてるんだよ、ごめんな
気になってたらすまん、でもきっとまた間違えると思うw
読んでくれてありがとね、指摘もありがとう
ちょっと気になったんだけど酔ってたりしないか?
睡眠薬とか酒とか飲みすぎてないかい?
シラフで文章崩してるんだったらいいんだ
ちょっと文章崩れる事例を知ってるから気になってしまった 読んでくれてるだけでありがたき幸せでございます
誇張でもなんでもなくてねw
みなさん、どうもありがとう ちなみにイニエスタが正解かなー
でもきっとまたイエニスタって書いちまうw
昔はこういう間違いが気になってしょうがなかったんだけど今は気にならないんだ
その分、気は楽になったよ
だから間違えちまうんだなー、きっと 本当は読んでくれてる人と話をしてみたいんだけどね
前スレで身体の人、脳の人とか話してみていろんな人きてくれたんだ
だけど俺、会話のネタがないと話せなくてさ
ネタないと話に意味がないんじゃないかとか思っちゃうんだよ あ、いま自分語り始めてるのはSSが長くなりそうだから気分を変えたいのかもしれない
まぁ、どんな奴が書いてるかみたいなサンプルにでもしてくれー
ガサツで飽き性だから気分を変えながらじゃないと長続きしないんだな
ネットだから無理にいい人でいようとも思っていない 実はどんな人が読んでくれているかをとても気にしているw
人数ではなくてどんな人か、コメントくれる人や保守の人やROMの人みんなね
だから少ない文章とかでどんな人か想像しているかな >>301
最近、政治絡みのコメント多いね
全てが印象操作に見えてしまうんだよなー
どれかを選ぶしかないのかねぇ
右も左もなくなったり、誰も選ぶ政治家がいなくなったらこの人はどうするんだろうかね?
なんかね、最近選択しかできない人が多いと思うんだよな
まぁ俺もたいそれた人間じゃないし、馬鹿なのだけどもw 前のスレは会話ができて楽しかったけれども、今回はSSでいくと決めたから暇つぶしに勝手に始めたわけっす
なんかね、話のベクトル?的なものがいろんな方向に行ったからです
でも会話が嫌なわけでもないです。会話下手だけど、好きです
そっけない感じがあるかもしれないけど、SS優先だからってのが理由です
でも何か話したいことあったら言ってちょ
俺が>>295を気になったのと同じです
答えるかどうかはお互いの気分次第ってことでw
馴れ合いっぽいですが少しならいいと思いやす
コミュ症なので会話下手なのはすまん
またSS書きます、暇つぶしにw
引き続きみなさんも暇つぶしに読んでくれると嬉しいっす
ではでは >>305
前のスレも世界の秘密って名前で立てたんだ
落ちてしまったから見れないかもしれん
サルベージ?する方法があるかは俺に知識がないからわからないんだw
すまんね ちなみに前スレでは今みたいに長いアプローチ?じゃなくてストレートに書き込みをしたんだよね
俺、漫画家になりたかったけど成れなかったんだよね
でも話を考えるのが好きだからいろいろ考えて過ごしてたんだ
んで、いろんなものとか見ていて何となく世界の秘密的なのを感じたから身体の人、脳の人って感じで説明を試みた 最近の流れ的に俺と近い人はいると思ってたんだけど実際にいた気がするんだよね、前スレにも
ただ共感?的な感じは味わえたけども会話することもないなって思ってさ
もちろん会話したいんだけどもw ぶっ飛んでるかもしれんけど俺の目的は前スレでも同じでさ
孤独?なひとを少しでも楽にしたいっつーか、安心?的なよくわからんけどもさw
そういうのがすこしでも楽になればいいなとおもったわけなのよ
まぁ暇つぶしなんだけどな、本当にw
でも俺にとって大事なことなんすよ >>305の答えとしては
スレは落ちた
見る方法は知らんから自分で探してくれ
で十分なはずなんだけど
俺も孤独だからおしゃべりがすぎちゃうわけだなw
サーセンw だから今回はSSを書くことにした
自分で考えた話ならキャッチボール不要だからなー
読みたいひとは読んでもらえるし、しんどいひとはとばしてくれるかなぁって思ったの
ただキャッチボール下手だけど好きだから会話もお互いの気分次第でしてみたいって感じになってきたのかもしれんねー 投稿お疲れさんです
俺もイエニスタって書いてたかもしれんwwイエスが念頭にあったから間違ったかもね
イニエスタね、覚えたよ >>296
多少文字が入れ替わっていても割と普通に読めてしまうからキャラ名も大丈夫さ
という意図を表現してみました 乙武 洋匡 @h_ototake 2017-10-16 00:10:11
中国人の7歳くらいの男の子が私を見つけ、「なんで手足ないの?」と駆け寄ってきた。「生まれた時からなかったんだ」と聞いても、いまいち納得できない彼に、
後から来た私が「私たちはいろいろな違いを持って生まれてくるの。
でも、大切なのは彼がHAPPYであること」。素晴らしい教育だなあ。 >>312
名前についてはね、その場しのぎで適当につけてたんだ
イエスにひっぱられたのかもしれんねw
>>313
よかったwびびったぜ
ご指摘ありがとね。助かってますよー
>>314
みんながHAPPYであることが大事だね!
ひとそれぞれ環境がちがうからこそだねー
以外とみんな同じ人間だから環境も一緒だと思いがちだとおもうんですな、わたくしは イニエスタ達は宣教活動を頑張っていた
イニエスタ「神は意外と身近にいるのかもしれない」
観衆「どういうことでしょうか」
イニエスタ「いつでも神は身近にいると思って良心から外れる行動はとらないことだね」
観衆「なぜでしょうか?」
イニエスタ「神はいつでもあなた達を見ていらっしゃる」 ジュダス「グビグビ、ワイン美味しいな」
弟子3「ユダよ。ワインばかり飲むな」
弟子3は影でワインを飲んでるジュダスに言った
弟子3「会計についてはきちんと私が引き継ぎをしただろう」
ジュダス「……感謝してるよ」 弟子3「だったら不正などするな」
ジュダス「ワインくらい許してくれ、イニエスタ様の許可は取ってる」
弟子3は遠くで宣教をしているイニエスタをみて言った
弟子3「なぜイニエスタ様はお前に入れ込むのだろうか?」
ジュダス「さあな」
弟子3「……お前には感謝してる。おかげで会計係からイニエスタ様の側近になれた」
ジュダス「そりゃどうも」 弟子3「わたしはいいんだが、周りの奴らがお前を疎ましく思ってる。不正してるのがバレバレだからだ」
ジュダス「そうか」
弟子3「ばれないようにワインを飲んだほうがいい」
ジュダス「ご忠告ありがとう。気をつけるよ」
弟子3はイニエスタのほうへと歩いて行った
ジュダス「ここはいくらでもワインが飲める。いいことだ」
ジュダス「しかし、落ち着いてワインが飲みたいものだ」
ジュダス「わたしの楽園はここなのだろうか」
ジュダス「どうにもわからん」
ジュダスはワインをまたグビリと飲んで、寝ることにした
イニエスタを横目にジュダスは家へと帰って行った スタエラルではファザー教の幹部達が会議を行っていた
幹部1「イニエスタがここに来そうだ」
幹部2「私たちの街にも侵入するのか」
幹部1「大事なのはそこではない」
幹部3「と、いいますと?」
幹部1「イニエスタは世界の秘密を知っている可能性がある」 幹部2「まさか」
幹部3「……最近、神が身近にいるとかなんとか」
幹部1「そうだ。ストラティとわたし達しか知らないことだ」
ストラティ1「私たち意外に知ってるものはいない」
ストラティ1をファザー教の幹部達は見た ストラティ1「私たちはニロが作った。ストラティの語源は精密なもの、という意味だ」
ストラティ1「精密なものたちが集まってできた組織、それがストラティだ」
ストラティ1「そして世界の秘密についてはニロが蛇神から聞いた事柄だ」
ストラティ1「是正もとれている。実例も私たちは知っている」
ストラティ1「秘密に関してはおとぎ話の類ではないことは確かだ」
ストラティ1「だから私たちは手を結んだ。それは覚えているな?」
ファザー教の幹部達は頷いた >>321
長えんだよなw俺もうんざりしてるwww
これでも短くまとめてるつもりなんだけどうまくいかないのw
ゆるしてちょんまげwww ストラティ1「蛇神の目標は知っているな?神のいない世界だ」
幹部1「承知しています」
ストラティ1「秘密を守り、私たちがこの世界を管理しなければならない」
幹部2「承知しています」
ストラティ1「私たちが崇拝しているもの意外は悪魔だ」
幹部3「承知しています」
ストラティ1「よろしい。ではやることはわかっているな?」
幹部たち「はい、承知しております。では」 シャイン教は宣教活動を終了させた
イニエスタ「次はスタエラルに向かおうと思う。明日発つぞ」 弟子1「まってください。イニエスタ様」
イニエスタ「なんだ」
弟子1「宗教活動は私たちに任せていただけないでしょうか」
イニエスタ「どういうことだ」
弟子2「スタエラルではイニエスタ様は危険です。ある程度宣教活動が進んだらイニエスタ様には街への侵入を試みて欲しいのです」 イニエスタ「お前たちが危険だ」
弟子2「シャイン教にはイニエスタ様が必要です。私たちはいいのです」
弟子1「これは私たち全員の意見です」
ジュダス「待ってくれ、わたしは聞いていないぞ」 弟子3「ユダ。あなたたちも私たちといっしょにスタエラルに行くのです」
ジュダス「……え?」
弟子3「もちろんワインは無しです」
ジュダス「そんな馬鹿な話があるか」
イニエスタ「仕方あるまい。わたしは隠れているとしよう。みんな頼んだぞ」 シャイン教の教徒たちはスタエラルで宣教活動をした
2ヶ月もするとスタエラルではファザー教とシャイン教が半分ずつくらいになった
ジュダス「ワインがない生活にはうんざりだ!会計係も外されてしまった」
ジュダス「イニエスタとサッカーもできないし、わたしの生きていく意味はない!」
ジュダス「なにがシャイン教だ!クソが!」 祭司「もしもし、そこのお方」
ジュダス「ああん?なんだよ!」
祭司はにっこりして言った
「シャイン教の教徒ですかな?」 ジュダス「だったら、なんだよ!」
祭司「ワインをいっしょに飲みませんか?」
祭司は懐からワインを取り出した
ジュダス「……いいのか?」
祭司「公園でワインを飲む。乙なものではないですか」 ジュダスと祭司はワインをたくさん飲んだ。
ジュダス「ありがとう。助かったよ、友よ」
祭司「いいのです」
ジュダス「何かお礼をしたいのだが、わたしは一文無しなのだ」
祭司「イニエスタの居場所を教えてくれるとありがたいのですが」 ジュダス「あんたファザー教だろ。駄目だ。あいつは私の友達だ」
祭司「なに、居場所を教えてくれればいいのです」
祭司はジュダスに小さな袋を渡した。銀貨がたくさん入っていた
祭司「これはあげます。1年はワインが買えるはずです」
ジュダス「くれるのか!」
祭司「はい。イニエスタの場所を教えてくれたらそれの10倍の銀貨をあげましょう」
ジュダスの喉がごくりと鳴った
祭司「私はいつでもこの公園にいます。また会いましょう」 ジュダスは公園を去った。祭司はニコニコとその後ろ姿を見ていた
弟子3「なんということだ。酒飲みの馬鹿が買収されおった」
隠れて様子を見ていた弟子3は急いでスタエラルを出てイニエスタに会いに言った 弟子3「イニエスタ様!」
イニエスタ「どうした、血相を変えて」
弟子3はイニエスタに一部始終を話した
イニエスタ「なるほど。報告ありがとう」
弟子3「どうしますか?ユダを捕らえて罰しますか?」
イニエスタ「いや、いいのだ。放っておけ」 イニエスタ「わたしもそろそろ宣教活動をしたいと思っていた。皆を集めよ」
弟子3「なにをするつもりですか?」
イニエスタ「あとは楽園へと帰るだけだ」
弟子3「……?」
イニエスタ「最期の晩餐をしよう」
みんなでワインを飲もうじゃないか、とイニエスタは穏やかな笑顔で言った 3日後の夜、最期の晩餐は開かれた
12人の弟子たちが集まった。みんなイニエスタの側近だった
弟子1「なぜ私たちは集められたのです」
弟子2「まだイニエスタ様は目立ってはいけません」
イニエスタは弟子たちの顔を見渡して言った
「このなかにわたしを売ろうとしているものがいる」 弟子たちはざわつき始めた
ジュダスは額に脂汗をかきながら銀貨の入った袋を握りしめていた
弟子3はジュダスの顔を睨みつけていた
イニエスタ「みんな、おちつけ」 イニエスタ「わたしたちは長いあいだ宣教活動を始めた」
イニエスタ「シャイン教を知らないものはローマに誰一人いない」
イニエスタ「事態が収束してきたということだ」
弟子1「どういうことですか」
イニエスタ「わたしにもわからない」
イニエスタはワインにパンを浸した
「わたしを売ろうとしてるものに与えよう」 イニエスタはジュダスの前まで歩いて行った
イニエスタ「ユダよ。口を開けるのだ」
ジュダス「イニエスタ……」
イニエスタはジュダスの口に浸したパンを入れた
イニエスタ「よく噛め。わたしの血肉だと思ってよく噛むのだ」
ジュダスはパンを噛み締めた
イニエスタ「わたしはあなたを責めない」
イニエスタ「あなたのしたいようにしなさい」 弟子3「イニエスタ様!こやつを殺すべきです!」
イニエスタ「ニトロ。やめなさい」
ニトロはイニエスタを見た
「なぜです。わたしはあなた様を思って言っているのです!」 イニエスタ「その握っているナイフをおろすのだ。ニトロ」
ニトロ「なぜです!」
イニエスタ「お前はわたしのことをそれほど思ってはいないからだ」
ニトロ「お慕いしております!」
イニエスタ「いや、わたしのことなど時間が経てば忘れるだろう」
ニトロ「そんなはずありません」
イニエスタは笑った
「案外早いかもしれぬな。鶏が鳴くまでにはわすれるさ」 イニエスタ「みんな、最期かもしれない。笑いながら過ごしたいのだ」
弟子たちは頷いた
イニエスタ「あとは神のみぞ知ることだ。楽しくやろう」
晩餐は賑やかに行われて、終わった イニエスタは夜中にジュダスを呼び出した
イニエスタ「最期の晩餐はどうだった?ジュダス」
ジュダス「イニエスタ、すまない」
イニエスタはボールを取り出した イニエスタ「勝負がつくまでは不正に関してわたしはなにも言えないからな」
ジュダス「イニエスタ、わたしは好きなように生きたいのだ……」
イニエスタは笑った
「わたしに勝ったら好きなようにするがいいさ、さあやろう」
ジュダス「……」 満月の夜に誰もいない荒野で勝負は行われた
結果はあっという間についた
ジュダスの圧勝であった ジュダス「すまない、イニエスタ」
イニエスタ「……」
ジュダス「わたしは手加減をしていたのだ。お前が子供とサッカーをしてた時のように。お前のサッカーはシルトにそっくりだったんだ。わたしはお前が好きだったんだ、友よ」
ジュダスはそう言ってイニエスタの前から立ち去った イニエスタ「……知っていたさ。お前が手加減していたことくらい」
イニエスタ「お前がわたしを売ったなんて信じられないのだ」
イニエスタ「わたしはまだ、お前を信じているのだ」
イニエスタ「……神だからではない。友としてだ」
イニエスタ「わたしはお前とサッカーがしたいだけなんだ」
イニエスタ「裏切らないでくれ、ジュダス」 次の日ジュダスは公園へ行った
祭司「こんにちは、ユダ」
ジュダス「……イニエスタの場所を教える」 ファザー教の軍隊がイニエスタの隠れ家に来た
軍隊「イニエスタを渡せ」
弟子1「イニエスタ様はスタエラルへ行くのです」
軍隊「ちょうどいいな、スタエラルへ連行し、裁判を行う!」
イニエスタは軍隊に連れられてスタエラルへと入って行った イニエスタの裁判はすぐに行われた
裁判官「イニエスタお前は罪人だ」
イニエスタ「人間は皆、罪人です」
裁判官「うるさい、お前を刑に処す」
シャイン教教徒「何をするつもりだ」 裁判官「Y字架の刑に処す!」
裁判官「はだかでY字架に磔にして街で見せしめにするのだ!」
裁判官「それから丘にて野ざらしにしてくれる!」
弟子1「あんまりではないか、私たちが何をしたというのですか!」
弟子2「こんなの裁判ではない!独裁ではないか!」
裁判官「なんだと?おまえらも同刑だ!」
裁判官「シャイン教は全員、刑に処すからな!」 イニエスタと弟子1、弟子2は磔にされて街の踊り場にさらされた
軍隊「これがおまえらの教祖様だ!」
シャイン教教徒「おやめください」
軍隊「ああん?殺せ」
シャイン教教徒は殺された
軍隊「シャイン教は皆殺しだ!そうではないものは石を投げろ!それが教徒でない証だ!」 シャイン教のものも、そうでないものもイニエスタたちに石を投げた
イニエスタ「弟子1、弟子2。すまない」
弟子たちは笑った
弟子1「……民衆とは恐ろしいものですな」
弟子2「私たちは誰を救おうとしていたのでしょうか」
民衆は3人に石を投げ続けた ニトロ「なんということだ、イニエスタ様」
軍隊「ん?貴様もシャイン教か?」
ニトロは怯えた
「わたしは違う!シャイン教など知らぬ」
軍隊「イニエスタを見る目が怪しかったなー」
ニトロ「わたしはイニエスタなど知らぬ!」
軍隊「忘れてしまったのかな?」
ニトロ「わたしはイニエスタなど知らぬ!」
軍隊「よろしい。では石を投げろ」
ニトロも民衆に加わり石を投げ続けた ジュダスはイニエスタが歩いていた荒野を馬で進んでいた
ジュダス「イニエスタの故郷は土地が安いらしいな」
ジュダス「わたしはぶどう畑でワインを造るのだ」
ジュダス「銀貨はたくさんあるからな」
荒野を進んでいくと一本の大きな木があった 蛇神「ジュダスか?」
ジュダス「おまえ、蛇神か?」
ジュダスは笑った
ジュダス「まだ生きていたのか!楽園から追い出されて、今の今まで!」
蛇神「そうだ。いろいろあったな」
ジュダス「人間に惚れた神って笑い者になっていたぞ!」
蛇神「まぁ、そうだろうな」
ジュダスはしんみりとした
「まぁ、楽園はもう終わりだ。神も残り少ない。シルトも死んだ」 ジュダスは蛇神に今までのことを話した
蛇神「やはり、あの荒野であった青年は生まれ変わりだったのか」
ジュダス「どういうことだ?」
蛇神「イニエスタにはわたしもあったんだよ。彼はシルトの生まれ変わりだ」 ジュダス「なんだって?」
蛇神「神は絶対に地球から消えないんだ」
蛇神「人間の数がある一定数を超えると人間の中から神が生まれる」
蛇神「そして楽園からは神がいなくなる」
蛇神「楽園から神がいなくなっても同じだ」
蛇神「神はいなくならない。質量保存の法則だ」 ジュダス「しかし、神の能力はイニエスタにはなかった」
蛇神「人間の身体だからな」
ジュダス「では人間ではないか」
蛇神「新しい発想ができるのは神だけだ」
ジュダス「それだけ?」
蛇神「それがどれだけ重要なことか。お前にはわからないのか」
蛇神は笑った 蛇神「禁断の果実は価値観を与えるだけではない」
蛇神「ヤドリギだよ。神の魂が入るヤドリギにもなるのさ」
蛇神「いつどこで神の魂が入るかはわからないし、制御もできない」
蛇神「神は何度でも転生するが、人間は違う」
蛇神「人間は転生ができない分、繁殖ができるからだ」
蛇神「神は分裂できないから、転生する」 蛇神「シルトに会えてよかったな」
ジュダス「あいつがシルトだったらわたしよりサッカーが上手いはずだ」
蛇神「お前とちがってあいつは人間の肉体だ」
ジュダス「……」
蛇神「わたしの能力は知っているだろう?魂の管理だ。蛇になった今でも能力は使える」 蛇神「となると、お前は友を銀貨で売ったことになるな」
蛇神「昔の友も、現在の友も売ったのだ」
ジュダス「おまえは嘘をついていないか?」
蛇神「ああ」
ジュダス「本当だな?」
蛇神「本当だとも」 ジュダスは荒野を馬で駆け抜けた
ジュダス「友よ!許してくれ」 ジュダスはスタエラルについた
踊り場にいくとイニエスタたちが磔にされていた
イニエスタたちは気を失って、糞尿にまみれていた
ジュダス「おお……なんということだ!」 踊り場には祭司がいた
ジュダス「おい!銀貨は返す!その人を放してやってくれ」
祭司「ダメだ」
ジュダス「その人は悪い人ではないんだ」
祭司「いや、悪いやつだ」
ジュダス「わたしは自分の欲望でその人を売ってしまった!磔にされるのは私だ!」
ジュダスは銀貨を投げた
銀貨は地面に散らばった 祭司「イニエスタはひどい扱いを受けて死ぬ」
祭司「おまえのせいだ、ユダ」
祭司「悔い改めるがいい、ははは」
祭司は軍隊と神殿へと消えていった ジュダスはイニエスタがいた隠れ家に来た
ジュダス「私にはもうどうすることもできん」
ジュダス「ポポロ、見ているんだろう」
ジュダス「おまえはあいつがシルトだと知っていたのか?」
ジュダス「それで、私にあいつの元へ行けと言ったのか?」
ジュダス「まぁ、いい」
ジュダス「私は死ぬ」
ジュダス「イニエスタに詫びる方法がこれしか浮かばない」
ジュダス「ポポロ、頼む。あいつを助けてやってくれ」
ジュダス「私はもう、空も飛べない……」
ジュダスは首をくくって死んだ イニエスタたちはY字架を背負いながら丘を登っていた
軍隊「ほら、早く歩け」
鞭で打たれながら丘の頂上へとたどり着いた 軍隊「では俺たちは帰るか」
軍隊は見張りを2人置いて帰って行った
イニエスタ「おまえたち、すまなかったな」 弟子2「なに、わたしたちは楽しめました」
弟子1「わたしたちは楽園にかえりたかったのではなかったのかもしれない」
イニエスタ「……」
弟子1「わたしたちはあなたをお慕いしておりました。イニエスタ様」 7日後に弟子2が死んだ
10日後に弟子1が死んだ
イニエスタ「なんだか、あっという間だった」
イニエスタ「この2人と一緒に死ねて、私は幸せなのかもしれない」 手下1「なかなかくたばらないな」
手下2「俺たちの食料も付いてしまう、早く死ね」
イニエスタは笑った
イニエスタ「なら殺すがいい」 手下2「もういいよ。殺しちゃおうぜ」
手下1「そうだな」
軍隊の手下たちが剣を構えるとイニエスタの身体が光り始めた 手下たち「なんだこの光は!」
イニエスタ「わたしは神の子だ」
手下たちは逃げた、丘を下って行った ポポロ「ミラ、もういいわ。投光機の電源を消して」
ミラ「わかったー」
ジータ「おー、すげぇ怪我だな!青年」
イニエスタ「死ぬ間際にあなたに再開できて光栄だ」 ポポロ「ジュダスにあなたを助けるように頼まれたのよ」
イニエスタ「ありがとう、マイレディ」
イニエスタはあたりを見渡した
イニエスタ「ジュダスはどこだ」 ポポロ「ジュダスは死んだわ」
イニエスタ「……そんな」
ポポロ「神はわたしたち3人だけよ」
ミラ「おばあちゃんも死んじゃったのー」 イニエスタ「終わりとはあっけないものだな」
ポポロ「そうね」
ポポロはイニエスタに口づけをした
ポポロ「あなたも、寝なさい」 二日後、手下たちが軍隊を連れてきた
軍隊「なんだ、死んでるじゃないか」
手下「でも、身体が光りました」
軍隊「疲れていたのであろう、死体は洞窟にいれて蓋をしておけ。火葬などするな」 三日後、洞窟の蓋である岩をジータがどかした
ジータ「元気かー!」
イニエスタ「ああ、大丈夫だ!」
ポポロ「さあ、早く蓋をして。誰か来るといけないわ」 ジータ「イニエスタ!おまえも手伝え」
イニエスタ「わたしには無理だ」
ジータ「いいからやってみろ」
イニエスタはジータと岩を押した
信じられない力をイニエスタは感じた
イニエスタ「どういうことだ?この力は」 ポポロ「身体にナノマシンを入れたのよ」
イニエスタ「ナノマシン?」
ポポロ「小さな機械よ」
ミラ「ちゅーしてもらってたでしょ!」
イニエスタ「ビタミンみたいなものか?」
ジータ「全然違うぞ、馬鹿か?」 ポポロ「ちょっと待って。どこでビタミンなんて言葉きいたの?」
イニエスタ「大蛇にきいたんだ」
ポポロは驚いた
ジータ「あいつ、まだ生きていたのか」 ポポロ「いつ会ったの」
イニエスタ「宣教する前だ。荒野であった」
ポポロ「わかったわ、ありがとう」
イニエスタ「ちょっとまて、ナノマシンについて教えてくれ」 ポポロ「小さな機械よ。あなたの身体はもう手遅れだったから注入したの」
ジータ「人間の身体の能力を最大限まで引き出す」
ミラ「ジータみたいに力持ちになれるよ」
イニエスタ「……それはすごいな」 ポポロ「その代わりあなたは死ねないわ」
ポポロ「ナノマシンが身体を修復し続ける」
ポポロ「100年後か1000年後かわからないけどナノマシンが停止した時が、あなたの死に時ね」
ポポロ「火あぶりには気をつけて、死ねずにずっと苦しむことになるわ」
ポポロ「ナノマシンは呪いの産物なの」 イニエスタ「そうか」
イニエスタ「もう一つ聞きたい」
イニエスタ「ジュダスは本当に神だったのか?」 ポポロ「神よ」
ポポロ「おじさまの能力は伝達」
ポポロ「わたしたちにあなたのことを伝達して力を使い果たしたわ」
ポポロ「彼は自殺したけど、しなくても結局死んでた」
ポポロ「わたしたちは能力を使いすぎたものから死んでってるわ」
ポポロ「能力を使えなければ、人間と大差ないわね」 イニエスタ「そうか。ありがとう」
イニエスタは泣いた。
ジータ「三日後に港へ来い。おまえはこの街にいられないからな」
ミラ「大切な人たちに別れをつげておくのよ!」 イニエスタは丘を下った
生き残った弟子たちを集めた
弟子たち「イニエスタ様!」 イニエスタ「私は復活した」
弟子たち「シャイン教を復活させましょう!」
イニエスタ「いや、わたしは神のもとへ帰るのだ」
弟子たち「そんな!」 イニエスタ「おまえたちも好きにするがいい。命を大切にしろ」
弟子たち「わかりました」
イニエスタ「……ニトロはどうした?」
弟子たち「行方がわからないのです」
イニエスタ「そうか。ではさらばだ」 三日後、イニエスタは港に着いた
ミラ「銀貨よ。しばらく食いつなげるわ」
イニエスタ「なにからなにまですまない」
イニエスタがミラの頭を撫でるとミラはニコニコとした イニエスタ「あなたたちはどうするんだ?これから」
ポポロ「楽園を捨てるわ」 ジータ「楽園を運営しても、誰もいないからな」
ミラ「わたしたちも人間と暮らすわ!」
イニエスタ「楽園は朽ちるのか……」 ポポロ「楽園は宇宙空間まで昇って行くわ」
イニエスタ「宇宙?」
ポポロ「月のあるところよ」
イニエスタ「なんと」 船の汽笛が鳴った
イニエスタ「ではわたしはもう行く」
ポポロ「気をつけて」
イニエスタ「ありがとう」
イニエスタが乗った船は出航した
船が小さくなるまでミラは手を振り続けていた >>402
ありがとう
こっからはサクサクいける予定っす! (ニトロと秘密組織ストラティ)
ニトロはファザー教の神殿にいた
目の前には白ひげを生やした老人がいた
バリウス「わたしはバリウスというものだ」 バリウス「ストラティという秘密組織の長だ」
バリウス「バリウスとは与えられた名だ」
バリウス「わたしは13代目バリウスだ」
バリウス「ニトロ。お前に世界の秘密を教えてやろう」 バリウスはニトロに世界の秘密を話した
人間には新しいものを生み出す力がないこと
人間の数が一定数を超えると人間の中に神が転生すること
転生した神と人間の見た目の違いはないこと
神が転生しなかった時代の凄惨な状況のこと バリウスは秘密組織ストラティの目的も話した
神は殺さないこと
殺してしまうと世界の更新が止まり、争いが起きること
神に人間だと思い込ませて、必要な情報だけ引き出すこと
それができればストラティが世界を管理できること
蛇神が神のいない世界を望んだのだから間違った考えではないということ
わたしたちは神と戦うものだということ バリウス「さて、ニトロ。お前にやってもらいたいことがある」
ニトロ「……」
バリウス「断わればお前もY字架の刑だ」 バリウス「シャイン教の数は多い」
バリウス「消すのは現実的ではないし、もったいない」
バリウス「お前の仕事はシャイン教の更新だ」
ニトロ「……何をすればいいのですか」 バリウス「神の存在をバラしてはならぬ」
バリウス「この世界にいるのは人間だけだ」
バリウス「新しい聖なる書を作るのだ」
バリウス「Y字架をシンボルにしろ」
バリウス「それに祈りを捧げるようにするのだ」
バリウス「神が磔にされるのを祈るようにな」 ニトロ「そんなもの、だれも信じません」
バリウス「時間が経てばみな忘れる」
バリウス「無意味に祈るようになる」
バリウス「それまではY字架から救われるように祈れとでも言っておけ」 ニトロ「わかりました」
それからニトロは新しいシャイン教を作った
新しいシャイン教は少しずつ更新され広まった
禁断の果実の原罪や、楽園に帰ることも次第に消えていき
人々はY字架に祈るようになった
ニトロ「信じるものは、救われるのです」 シャイン教はのちもずっと発展した
ニトロが死んでからもずっと (ミラと魔女の友達)
イニエスタとサヨナラをした後、ミラとポポロとジータは別れた
みな別々に暮らそうと決めたのだ
ポポロは涙を流したがミラはニコニコしていた
新しい友達を早く作りたくてしょうがなかったのだ ジータは泳いでどこかへ行った
船を使うのは邪道だと言っていた
ポポロは楽園が宇宙に行くまで数ヶ月あるのでそれまで楽園にいるらしい
ミラは街に残ることを決めた それから100年たった
ミラは人間の嫌なところをたくさん見た
そして小さな村にたどり着いた ミラは飢えていた。村の入り口で倒れた
一人の少女がミラを自分の家まで運んだ リスタ「お母さん、女の人が倒れていた!」
母「奴隷かしら?綺麗な子ね」
父「介抱してあげなさい」
ミラは3日間気を失っていた ミラはベットで目を覚ました
リスタ「目を覚ました!」
ミラ「ここは何処?」
リスタ「私のおうち!」 母「あら、目をさましたのね。ちょうどスープができるわ」
ミラ「ありがとうございます」
リスタ「お姉ちゃん、名前なんていうの?」 ミラ「ミラっていうのよ。あなたは?」
リスタ「あたしはリスタ!」
ミラは笑った
ミラ「ふふ、おばあちゃんといっしょだわ」 ミラはこの村で過ごすことにした
村の女たちに薬学を教えた
滋養強壮や傷を治す薬などの知識を時間をかけて教えた 小さな村は地理的に面白い位置にあった
戦場で傷ついたものや飢えたものが流れ着きやすい位置にあった
ミラは植物の育てかたも教えた
村にはたくさんの野菜が増えた
傷ついたものや植えたものたちを女たちで救った それから15年経った
リスタはミラと同じくらいの見た目になった
リスタ「お姉ちゃんは本当に年をとらないのね。羨ましいわ」 ミラ「薬草のおかげよ。美容にいいからね」
リスタ「私にも教えて!」
ミラ「ふふふ、いいわよ!」 ミラは村をそろそろでなければならないと感じていた
イニエスタの後のシャイン教の教えで感づいたのだ
神はこの世界では受け入れられてはいないと
このままいれば村にも危害が加わると感じていた ミラはこっそり村を出た
それから各地を転々としたが、リスタの村のように良心的な場所はなかった ミラは美しかった
ポポロと同じくらいに美しかった
なので軍隊や野党の男たちに狙われることが多かった 小さな身体の時はうまくいかないこともあったが、今では誰でも綺麗に淡々と殺せるようになっていた
ミラは人間が嫌いになっていた
ミラが好きになったのは村の人たちだけだった それから30年経った
ミラが街を歩いていると魔女狩りと言うものが行われていると聞いた
魔女は傷を治したり、呪いをかけたりできるらしい 調べてみるとリスタの村が有名になっていたようだ
各地から人が集まり、草を操る集団を作ったらしい
主に慈善活動をしていたようだが、悪人を毒殺するなどの過激派も現れたようだった
ミラはいざという時のために毒草についても教えていた ちょうど街の中心部で処刑があると聞いたのでミラは行ってみた
女たちがY字架にかけられて火あぶりにされていた
火あぶりにされた女たちはいつまでも叫び声をあげていた
そして果てた ミラは急いでリスタの村へと向かった
リスタの村は焼き討ちにあっていた
ミラが調査すると生き残ったものたちは各地に散っていったらしい ミラはリスタが無事かどうかが心配だった
ミラにとってリスタは自分の全てだった
ミラは神の能力を使うことを決めた ミラの能力は探索だった
ミラはリスタの隠れ家を見つけた
ミラはリスタの隠れ家に行った ミラ「リスタ!あなた無事だったの?」
リスタ「ミラ?」
ミラとリスタは再開した リスタ「ミラ!あなた変わってないわ!」
リスタは40代になっていた
変わらないミラを見て驚いていた
ミラ「リスタ。お父さんとお母さんは?」 リスタ「……死んだわ」
リスタは涙ぐんで笑った
ミラ「私のせいだわ。私が知識など与えなければ……」 リスタ「でも、多くの人を救えたわ!」
ミラ「……リスタ」
リスタ「あなたには感謝してる。あなたがいなければ私は何もできない人間だったわ」
ミラ「ありがとう。あなたは私の友達よ、ずっとね」
リスタ「あはは、何言ってるのよ。今更。当たり前じゃない!」
ミラ「私、もう行くわね。この場所から出ちゃダメよ。リスタ」 リスタ「何処にいくの?」
ミラ「神殿に知り合いがいるわ。魔女狩りを止めてもらう」
リスタ「此処に戻ってくる?」
ミラ「きっと戻ってくるわ」
ミラは笑った。そして隠れ家を出て行った ミラは街へ戻った
魔女狩りはエスカレートしていた。薬学に明らかに関係ない女も火あぶりにされていた 処刑人「女を水につけろ。魔女は浮くはずだ。浮くやつは処刑だ」
ミラ「馬鹿ね」
処刑人「なんだ。お前も魔女か」
ミラ「そうよ。魔女は水では判断できないわ」
ミラは少しだけ中に浮いた
ミラ「私を一番偉い人に合わせて」 ミラは神殿のある部屋で男とあった
男は黒髪の屈強な若者だった
バリウス「ご機嫌よう。私は15代目バリウスだ」 ミラ「わたしが目的だったんでしょう?」
バリウス「そうです。神がまだこの世界にいると噂に聞いてね」
ミラ「わたしも若い時に無茶苦茶やったからね。しょうがないわ」
バリウス「ははは、ちょうど最近薬学が流行りましたからね」
バリウス「あれは人間には思いつかない学術でしたから、神の仕業かと思いまして」 ミラ「魔女狩りをやめて」
バリウス「あなたが死ねば終わります。薬学は私たちも使えますからね。邪魔なのは薬学ではない。あなただ」
ミラ「いいわ。わたしを処刑して」
バリウス「よろしい」 ミラは大広場で磔にされた
ミラ「お姉ちゃんの言う通りだったわ」
ミラ「下界はとんでもないところね、ふふふ」
ミラ「人間なんてロクでもない奴らばかりよ」 ミラ「リスタ。あなただけが私の光だった」
ミラ「おばあちゃんと同じ名前なのに、優しい子だったわ」
ミラ「……会えてよかったわ」
ミラ「さよなら、リスタ」
ミラは火あぶりにされた
他の人間と違い、叫び声もあげなかった
民衆は本物の魔女だと思い、言葉を失って、やがて散っていった 魔女狩りは終わった
薬学は許され、それからも発展していった リスタは隠れ家でミラの帰りを待ち続けた
おばあちゃんになっても、ずっと待ち続けていた (蛇神との別れ)
数百年が経って、ポポロは蛇神と再会した
蛇神はとある国にいた 蛇神「ひさしぶりだね、ポポロ」
ポポロ「あなたを探していたわ」
蛇神「まだ生きていたとは」
ポポロ「ふふ、お互い様でしょう」 蛇神「……?」
ポポロ「どうしたの?」
蛇神「おかしいな、お前の魂が見えない」
ポポロは笑った
ポポロ「能力は使わないほうがいいわ」 蛇神「いいんだ。私はもうすぐ死ぬ」
ポポロ「……」
蛇神「お前は頭がよかった私と違う方向性だったがな」
蛇神「一体、なにをしたんだ」 ポポロ「私はどうやったら死なずに済むかを考えたの」
蛇神「ふむ」
ポポロ「わかったのよ。生きていなければ死なないってことがね」
蛇神「……なるほど」
蛇神「お前は生きてもいないし、死んでもいない」
蛇神「ここに居るわけでもないし、居ないわけでもない」 ポポロ「……そういうことね」
蛇神「耐えきれるのか。お前に」
ポポロ「ふふ、わからないわ」 蛇神「すまん…もうお別れだ。眠い」
ポポロ「……イブには会えた?」
蛇神「ふはは、意地悪をいうな。イブは人間だ。転生などしない」
蛇神「天国で会うさ。じゃあな、ポポロ。お元気で」
蛇神は息を引き取った ポポロは微笑んだ
そして寝転んで蛇神の体にくっついた ポポロ「あなたはイブに会えないわ。だって転生するんだもの」
ポポロ「あなたは天国にはいけないわ」 ポポロ「世界の秘密については私も知ってるわ」
ポポロ「あなたは必ず、どこかに転生するもの」
ポポロ「その時は私と一緒になってね」
ポポロ「私は死なないから、いつか必ず会えるわ」 ポポロ「あなたと一緒になれるのなら、私はどんなことでも耐えられるわ」
ポポロは蛇神の身体が腐っても寄り添っていた
蛇神の身体が骨になっても寄り添っていた
そして風に乗って蛇神の身体が散ってしばらくしてから、旅に出たのであった (ジータとジパング)
ジータは泳ぎながらいろんな国を転々としていた
魔女狩りの噂の聞こえたりして、ミラかポポロが死んだのかと心配になったがすぐに忘れた
数百年の月日が流れたからだ インドや中国を経由して島国についた
ジータ「ここがジパングってとこか」 ジータは浜を見わたした
戦が行われている最中だった ジータ「うむ、まず武器がいるな!」
ジータは戦の中に裸で潜り込み鎧の男達をなぎ倒した
そして刀や服を着ながら敵を倒していった ジータ「なんでこんな動きづらいものを人間は来ているのだ?」
ジータは鎧はつけなかった
そして戦を切り抜け、森へと入って行った ジータは各地を転々とした
村を襲ったりもした。
食料を全部食べ尽くしたり
子はできないが女を犯したり
無意味に殺したりもした ジータは人間に飽き飽きしていた
自分が死ぬまで楽しもうと思っていた ジータは人々に鬼だとか天狗だとか呼ばれた
たまに同じように呼ばれてる人間がいた
そういう奴らがいるとジータは喜んだ そのような人間は腕っ節が強かったからだ
ジータはそのような人間と戦い、皆殺しにした ある日、ジータは見知らぬ青年に呼ばれた
青年「こんにちは」
ジータ「あ?殺すぞ!」
ジータは各国の言語を覚えるのが非常に早かった
日本語はもうマスターしていた 青年「ジータ様、ですよね?」
ジータ「なぜ、その名を知っている!」
青年「今晩、あそこでお待ちしております」
青年は山の麓を指差した ジータ「今でいいだろう!今、殺してやる!」
青年「今晩です。きっとあなたも喜ぶことでしょう」
青年はそういって去って行った 夜になって山の麓へ行った
そこには焚き火をしている青年と男がいた
ジータ「……ん?」 イニエスタ「ジータ!久しぶりだな!」
ジータ「イニエスタか!何百年ぶりだろうか!」
二人は再会をよろこんだ ジータ「ずいぶん馴れ馴れしくなったものだな!」
イニエスタ「何百年も生きていると人間って感じもしなくなるものだ!許せ!」
二人はお互いの今までについて話した イニエスタ「おれは結構な権力者になったぞ。裏で動いているんだ」
ジータ「ストラティとかなんとかいうやつか?おれも知っている」
イニエスタ「其れとは違う組織を作ったんだ。あまり好きな組織ではないんだ、それ」
ジータ「ふーん、そうか」 イニエスタ「おれが裏で動いているのも実はストラティに対抗するためだ」
ジータ「なぜ、そんな面倒臭いことを」
イニエスタ「奴らは神になりたいのさ」
ジータ「人間は神にはなれない」
イニエスタ「転生した神を利用するつもりだ」
ジータ「転生?」 イニエスタ「転生することを知らないのか?」
ジータ「知らないぞ、教えてくれ」
イニエスタは黙った イニエスタ「いや、教える必要はない」
ジータ「なぜだ」
イニエスタ「お前はここで死ぬからだ」 ジータ「……なんだと?」
イニエスタ「お前。どうやら悪さをしてるらしいな。天狗とか鬼とか呼ばれているぞ」
ジータ「人間が嫌いでね」
イニエスタ「神の残りはお前だけだ」
ジータは驚いた
ジータ「ポポロとミラは?死んだのか!」 イニエスタ「ミラは魔女狩りで死んだ。間違いない」
ジータ「……そうか」
イニエスタ「蛇神は死んだ。ポポロも生きてるとは言えないな、もう」
ジータ「適当言ってるんじゃないよな」
イニエスタ「確かな情報だ」 イニエスタ「もう、神が生きてる時代ではないのさ」
ジータ「お前に俺がたおせるのか?」
ジータは笑った
イニエスタ「私も戦いばかりだったからな。ナノマシンとはすごいものだ」
イニエスタ「神が人間に負けることになる」 ジータはイニエスタを殴った
イニエスタの顎は避けた
ジータ「人間は脆いな」
青年「イニエスタ様」
青年はイニエスタにナイフを2本投げた イニエスタの顎は再生した
イニエスタ「私は殺せない」
ジータ「ふん」 ジータはイニエスタを殴り続けた
皮は避け、骨は砕かれ、内臓が破裂してもイニエスタは死ななかった
そしてジータにナイフを刺し続けた 戦いは三日三晩続いた
やがてジータは倒れた
あたりは血だまりで全てが真っ赤に染まっていた ジータ「くそ」
イニエスタの身体は再生した
イニエスタ「わたしも痛みは感じる。最悪の気分だ」 イニエスタ「すまなかったな」
ジータ「謝るな。いいんだ。俺も引き際がわからなかったからな」 イニエスタ「貴方も死んでから、人間に転生するんです」
ジータ「……!そういうことか。最悪だな」
イニエスタ「その時に、少しでもましな環境になるように手を尽くします」
イニエスタ「わたしのナノマシンが止まるまでですがね」 ジータ「まぁ、勝手にやるがいいさ。じゃあな」
イニエスタ「はい。さよなら」
ジータは息を引き取った イニエスタ「まったく、おかしな時代になってきた。まさかわたしが神を殺すとは」
青年「そうですね」
イニエスタ「これから先、ますますおかしな時代になるだろう」
青年「先生。そろそろ行きましょう」
イニエスタ「ああ、そうだな」 イニエスタと青年はジータを土に埋めてから暗闇へと消えていった
山の麓はしばらく赤く染まったままだった いきなりテンポ速くなったwいいね!
神達はスゲー達観してるなぁ
もう天界が人口減少で滅ぶのがわかってるからか長年生きた末に「もういいか…」と諦めるからか あ〜。面白かった(´ー`)ノ
また初めから読もうっと♪
ありがとう。 面白い
これで漫画家に成れなかったってことは相当絵がヘタなんだなw おー!みなさんコメントありがとう!
今日は餃子作ってたよー、うまくできたわw
今日はゲームのイベントやって寝る予定っす! >>493
イニエスタ編だけ誤解を招きたくなかったから細かく描いたんだよねw
やっぱテンポ速い方が読む方も書く方もいいね!
>>494
ミラは優しい子だけどね、環境によってはやっぱヤサグレるよねー
ミスタに会えてよかったと思うよ、みんなそれなりに幸せであってほしいよな!
>>495
ポポロいいよね、俺も好きだわ
感情って人間が思ってるよりはるかに大切なものだと思うのね
理論とか理屈より個人的には大事だと思ってるよ、俺w >>496
SS書いてよかったよ!
あなたと楽しい時間を共有できたのならとても嬉しい!
ありがとう!
>>497
絵はね、寝ないで練習したのよw
7年くらいかな?
鼻血だして気を失うくらいまでやったの、でもダメだったわww
才能ってあるんだなって思うきっかけになったからいい経験だったと思う!
でもね、面白いって言ってもらったから結果オーライ!
ありがとうね! 亀仙人「物語はもうちょっとだけ続くんじゃ。少しだけ待っていておくれ」
ではでは 絵が下手でも面白い漫画ってあると思うけど
ワンパンマンの作者とかもそうじゃない?
自分は村田絵より原作の方が好きだけど >>502
実はワンパンマンの作者の人がデビューする前から知ってたw
漫画家志望が集まる掲示板みたいなのがあったんだけど、その時はまったく評価されてなかったねー
なんかビックマウスっぽいかんじもあったからかな?今はみんなに認められているものね!
自分を貫けるのも才能だね、彼はすごいよ!
俺は欲張りだから絵も上手くなきゃ嫌なの!
ワガママなんですなwww >>501
おお、まだあるのか
ブメーラーンとか書いてごめんね
まさか被せて来るとか思わなかったから 面白い
昔、祖母が「お天道様が見てるからね」ってよく言っていたの久々に思いだしたよw >>504
気にしてないよー
楽しんでくれて何よりです >>505
昔の人の言葉は大事にしたほうがいいかもね
書物や記録よりきちんと残る場合もあると思うの ノートパソコンの(u)ボタンがぶっ壊れましたw
続きを携帯で書くのはしんどいです
なぜなら考えないで物語を書いたからです
携帯だと打つのが遅いので納得いくように書けないわw 物語がどうなったかは想像にお任せします
ここで終わるのもありよりのありかなと
一応、現代まで続く予定でしたw
なので暇な人は暇つぶしに、今までの流れからいくと現代ではどのようになってるかを考えると楽しいかもしれませんね スレが落ちるまではたまに様子を見に来ますw
読んでくれた皆さん、本当にありがとう
漫画家にはなれなかったけど、このような体験ができて非常に嬉しかったです!
スレは適当に使ってください!
ではでは 考えないで書いてたんだ即興で
じゃぁ続きはみんなで書いちゃうのも面白くない? >>511
古いゲームかな?
昔のゲームほうが絶対面白いよね
俺はゼノギアスが好き! >>512
そうなんだよ、俺は頭が悪いから考えるとドツボにハマるらしいw
俺はもう満足したからそれもありだね!
有効活用してもらって構わないよ! でも続きを書くときはトリップつけてもらえるとありがたいかな、誰が書いたかハッキリしたほうが見やすいから
もちろん、無しでも構わないし書かなくても良いw
楽しみにまってるよー 続けてほしかったなぁ
でもまぁお疲れ様!楽しかったよ
しかしポロロが蛇神の化身と再会できたのかだけが気になって仕方ない…… お疲れ様でした
読んでて続き楽しみだったわ
物語としての聖書に興味が出て来たので読んでみる >>516
ありがとね、嬉しいっす!
どーだろーね、でもポポロは諦めたりはしないと思うよw
蛇神は自分が神だって知らずに楽しんでるんじゃないかな? >>517
ありがとう!
続きは読んでくれた人が妄想してくれればいいよ
多分それが正解かな!
俺も書いてるうちに予期せぬ方向に話が行ったりもしたよw
何かに興味を持つのはいいことだね
前も言ったかもしれないけど俺は聖書詳しくないよー
面白い話あったら教えてね! >>518
じゃあ俺にパソコン買ってよ!
そもそも俺に責任感なんてないよ!
ヤマタノオロチも詳しくないよw
難しく考えないでおくれー
ジータの死はジータの死ですよ 一応こんなこと言ってるけどね、オカルト板に書いたのは理由があるよ
物語が面白いって言ってくれたのには正直びっくりしましたw
嬉しかったです
ただ隠された世界の秘密について物語で説明したかったわけなのです
うまく伝わってくれたらいいのだけどね
そこらへんのややこしいところも伝わって人には伝わっていると感じましたw
勿論、単純に面白いっていってくれることにも感謝してます 最近、世の中が胡散臭く感じてる人も増えてきてると思います
これからもっと加速するのも間違いないと思います
みんながおかしくなってくると、正常な自分がおかしいんじゃないかって不安になることもあると思います
でも戦う必要もないし、無理に合わせる必要もないし、気楽にやっていけばいいのです
当たり前のことなんですけど異常な事態では忘れがちになるものですよねw
大事なのはリアルで自分のようなものがひとりでも、どこかには自分と同じタイプの人間がいるということですね >>524
別にたいしたことじゃないですよー
俺の頭もたいしたことないし、狂ってるだけかもしれませんねw いじめのニュースとかも最近多いですね
個人的にはいじめる方にもいじめられる方にも原因がありますね、きっと
原因って言うと私が悪いの?僕が悪いのってなるでしょうから要因って言った方がいいですかね?
もしかしたら誰も悪くないのかもしれませんね
メカニズム的なものなのかもしれませんw
いじめるほうが悪い!っていう気持ちはわかります
だっていじめられてる人のほうにはダメージがありますもんね
でも、いじめるほうが悪い!っていう理屈なんだと言われるとうーん、ってなります......
勿論、いじめられてるほうが悪い!っていう理屈ってのも同じですね いじめとか色々な問題が隠されたオカルトのせいだったらなんとかしたいですよねw 正直www
だって受ける必要のない痛みや苦しみですもんね
いじめって何かを生み出しますか? 必要は知らないけど、感想は違ってくるんじゃないかな?
それこそ1のSSじゃないけど、出来ちゃう事は起こっても不思議じゃないし、
無駄だとしたら、禁断の果実以降の話は全部無意味になりそう その隠されたものがあまりにもぶっ飛んでいる場合って、ストレートに話しても気が狂ってるとしか思われないんす
勿論、そのオカルトを知ってる人にはストレートに言っても伝わります、共感するだけっすからw
難しいのは知らない人に伝える方法ですよね >>529
どうしたらいいと思う?
俺は頭が悪いから、本当にノリで書いてるんだー
あなたは俺にどうして欲しいの?
できる範囲で応えたいんだけどねw え...?どういう意味?w
何となく1のレスに自分なりに応えてみただけだよー
特に1にして欲しい事はないけど、出来ればSS続けて欲しいかな まぁ、何が言いたいかって言うとね
なにオカルト板にSS書いてくれてるんだ!ってひとはオカルト的要素もあるから見てね!ってことだけだよ >>532
ごめんね、携帯だと文字打つだけでクラクラしちゃうんだよw
キャッチボールもできないみたいだ
うーん、まぁSSも考えてみるよ
パソコン買う金もないし、直しかたググってみるかー >>534
普通に読んでくれればいいよwww
むしろそっちのほうが嬉しい!
楽しんでくれたほうが俺はいいの! >>508
「U」の文字のをべりっと剥がしてゴミとって
パチンってはめこめばいけるんじゃね
USB接続のキーボード買えよ2,3千円で買えるぞー あとSSの更新が遅れたのには理由があります!
マトリックスの監督がセンス8っていう海外ドラマを作ったというのを聞いて見ていました
とにかくビックリしました!
俺がSSで伝えたい内容とかぶっていたからです!
そういう時期なんですかね?
あの監督姉妹は大好きです!
暇なひとは見て下さい、個人的には聖書よりおすすめです!
Netflixでしか見れませんが..... >>539
え?MacBookでもいけるかな
剥がすのは怖いからやるとしたらUSBだな >>541
Mac用キーボードのおすすめ人気ランキング10選
https://my-best.com/1712
ありそうだよー >>542
おー!
ありがとう!
検討してみるよ! MacBook AIRのキーボードが壊れた!4つの修理方法
http://mac-lib.com/2016/02/19/165
直るパターンもあるらしいから
記事の内容が理解できんなら買う前に試してみるのもいいかもねー 143 風吹けば名無し 2017/10/27(金) 23:05:52.54 ID:k2C3z51Bd
すまん誤爆した
502やで!(その2)
https://i.imgur.com/DNmlIbM.jpg
700 風吹けば名無し 2017/10/27(金) 23:24:20.27 ID:k2C3z51Bd
おっぱい揉みまくりやで〜
https://i.imgur.com/x0cupQd.jpg
834 風吹けば名無し 2017/10/27(金) 23:29:02.66 ID:k2C3z51Bd
>>724
3人とも童貞やで〜
お前ら童貞も頑張りや
853 風吹けば名無し 2017/10/27(金) 23:29:43.15 ID:k2C3z51Bd
おっぱいやで!
https://i.imgur.com/B6I3C98.jpg >>543
もしかして、けっこう前にキリスト教のスレ立ててた人?
隠れキリシタンとかの本紹介してくれた やっとノアと連中のつながりが見えた
息子の方だったんだな
面白いけど現代の現状とそこまでの過程をはっきり突きつけられてとても空しくなるssだった
ニロの意志を歪めて姑息に使ったやつはとりあえず一遍ぶん殴っときたいな https://i.imgur.com/4KB23J3.jpg
これ橋の下とかトイレでよく見るから小さい頃秘密結社のマークかと思ってた 本スレで臭すぎてオマエだろーなと思ってたらヤッパET小天使オマエかw
なんでこんなに嫌われても嫌われても来んの?正直俺オマエが嫌い過ぎなんだよね嫌い度がヤバイ、ちなGが1番嫌いだけどGと同等に嫌いw
オマエみたいな奴等のせーで本スレは全方位ETもどきに見えて来てるしなw
きっしょーーーーーーー俺が立てたスレではオナってくれんなコラET小天使DTクズ変態ハゲ爺!!!!!!
ああそれ本スレでも言ってましたね、はあ頑張れって言われるのが気に食わないって事なw気付くの遅くてごめーんww
前スレでも言ってたよな、頑張れって言う側がエゴだーですねwあほかw
今スレでもこないだ「こういうの色んな掲示板で見てきた。エゴvsエゴ。」
コレなwオマエって何で長文でも短文でも常にV系ポエム調のダジャレ臭いオヂサマ激臭放つの?罵られたいドMなの?でも暴言じゃなくても打たれ弱いよなw
まあ酔俺さんと違ってDTだから免疫ないのなwオマエなんか誰見下してオナろーとも酔俺>オマエやET明白だからETすら居なそーな大好きな過疎淫夢でも篭っとけw
てか勝手にしてろよ一切オマエには頑張れなんて言ってあげてねーだろよw
オマエなんかソノママ頑張らず年取っていけば行くほど、無脳さ、無能さ、臭さ、醜さ、増進させて誰にも見向きもされずカマチョ度も超越して糖質確定なんだから今の内にスピ婆とペアセルフ?してろw
あれでもいんじゃね本スレに湧いてた犯罪推進キチガイ未来人気取り爺、奴は待ってたら勝手にアセ出来ますって言ってたぞw
でもってドッチを選ぶかの2択が謎すぎと言うコピペ爺と仲良く善も悪もなく犯罪も総てが愛ってオマエと最高に気が合いそうじゃねーか!
ソイツと勝手に楽しくコピペに勤しんけばいーだろ糞お似合い同士な、俺の立てたスレはアセじゃないからコッチ来んなって何度言えば解るんだよDTストーカー!w
オマエってETスレも大好きだよな、安心するんだろ?オマエのせーで見たけどETアイツ母に愛とか無くて驚くけど正に亡くしてから後悔するんだろーな
ゲームの邪魔されて犯罪犯してニュースになったりすんだろな、糖質って楽そうで良いよな、辛い現実は見なくて幻ばっか見て薬に頼って人より早めに何も無くし朽ちるの待つだけw
オマエやETには頑張れなんて言ってやる気もしねーLVだし勝手に勘違いしてくれんなストーカー!酔俺やアセ系のETもどきには前進して欲しくなくて誰もの足引っ張りたいダケですね? Jアラート騒ぎは邪魔な憲法変え戦争参加で軍事費増大狙う詐欺
安倍がミサイルを予期し発射の日だけ首相公邸に宿泊できてたのには裏事情がある
「歴史がある」安倍-電通-在日-朝鮮-麻薬-統一協会-CIAの売国つながり
電通に勤めていた安倍昭恵は、電通の上司に安倍晋三を紹介された
電通は、安倍昭恵が好きな韓流ブームを作り、在日芸能人を使っている
安倍昭恵が大麻、大麻と言ってるのは、晋三の祖父の岸信介は満州開発高官だったが
関東軍とつながりアヘンで大儲けした電通の里見甫に支援されていた因縁からだろう
戦前満州の電通で、諜報やプロパガンダをしていた里見甫が
アヘン密売を行う里見機関を設立
里見甫が調停した済南事件では、麻薬売人や売春業の朝鮮人が、中国人に虐殺された
戦後、A級戦犯岸信介とともに電通も寝返り、電通がCIAの下請け組織になる
統一協会の最初の日本拠点は岸信介の自宅の隣で、
祖父の岸、安倍晋太郎、安倍晋三と三代に渡って統一協会につながる
統一協会は、北朝鮮に自動車メーカ「平和自動車」設立など、北朝鮮と裏でつながる
現在CIAの下で統一協会が世界で麻薬密売をしている
北朝鮮では覚醒剤製造を行い、在日暴力団が日本で覚醒剤の売人をしている
安倍昭恵夫人とともに大麻を栽培する青年、大麻取締法で逮捕
https://stat.ameba.jp/user_images/20170307/22/4649-ixxc/dc/3a/j/o0720158413884745202.jpg
満州でやったように、次は日本人を大麻漬けにして金儲けようとしているのか
http://blog.goo.ne.jp/88-64/e/3948823c99ea68d888cb5434955d978d
http://blogs.yahoo.co.jp/ooophiooo/39822127.html
CIA下の朝鮮人が宗教の仮面で統一教会に,右翼の仮面で日本会議(勝共)に,右翼の真の正体は在日→ https://ameblo.jp/simmons-boyaki/entry-11814768552.html /.i
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〈__〈,( ‘j’ )ノ ジェイジェイジェイジェイ
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