【長崎】ホテル放火・殺人未遂 ドイツ国籍の男に懲役12年求刑 10/12 NHK
ドイツ国籍のトビアス・グロス被告(25)は、去年8月、宿泊していた長崎市のホテルの部屋で、いすに掛けたシャツにライターで火を付けていすなどを損傷させたほか、
ホテル近くの路上でバイクに乗って信号待ちをしていた58歳の男性の首をナイフで多数回にわたり切りつけたとして、放火未遂と殺人未遂の罪。
長崎地方裁判所で行われている裁判員裁判では、大量の酒を飲んでいた被告の当時の責任能力が争点。
12日の裁判で検察、「犯行時の性格はふだんの攻撃的な性格とよく似ていて、医師も大量の飲酒は、その性格を増強させただけにすぎないと鑑定。被告には責任能力があった」として懲役12年を求刑した。