大衆が気付かないことだが、
テレビ局の幹部を見ると、上級職のエリートはみな顔見知りってか。
「大臣や参与は小学校からのお友達」なんてディレクターや報道局幹部は珍しくない。
だが、それを大衆に知られると反感を買うので、「タレント枠」という特例をつくり、
高卒者や下流家庭出身者を重用することで批判の声を打ち消している。
そして「タレント」によって大衆をテレビに親しませ、いざというときにテレビを通じて
世論を都合のいい方向へ動かす。
体制を維持するためにね。それがエスタブリッシュメントのやりかた。
テレビはエリートたちのツール。バラエティ番組も政治的意図の支配下にある。