米国「ディーン&デルーカ」破産へ
新型感染拡大が引き金
2020年4月1日 15:13Fashionsnap.com

「ディーン&デルーカ(DEAN & DELUCA)」を展開する
米国Dean & Deluca Inc.(DDUS)が、
米連邦破産法11条の適用を申請したと
ブルームバーグが報じました。
負債額は約540億円。

DDUSは、2018年からアメリカ国内の複数の店舗を閉鎖し、店舗賃料や仕入れ業者への支払いを滞納していると報じられていました。

アメリカでは現在、新型コロナウイルス感染拡大の影響で経済活動がほとんど停止しており、客足が遠のいたことが引き金になったと見られます。

なお、19年に業績低迷が報じられた際、日本でディーン&デルーカ事業を運営しているウェルカムは、
日本国内の営業権や商標権などすべてにおけるライセンスはウェルカムが事実上100%取得しているため、
DDUSの業績悪化や倒産などの事態が起こった際も国内の事業運営に影響はないとコメントしました。