ある日突然の倒産に気を付けましょう!


スキューバ器材購入強要、大阪の会社に一部業務停止命令
 大阪府と東京都は9日、販売目的を告げずに若者らを店舗に呼び出し、執拗(しつよう)に勧誘して
高額のスキューバダイビング器材を購入させたなどとして、特定商取引法に基づき、ダイビング会社・
エヌズ(大阪市北区)に対し、10日から6か月間、両都府内にある4店舗で、店外で客を勧誘するなど
一部業務の停止を命じた。2004年度以降で両都府には計274件の相談が寄せられており、中には
約500万円の契約を結ばされていたケースもあった。
 府によると、同社の従業員は同窓生やコンパで知り合った若者を勧誘。府内の20歳代女性は、
インターネットで知り合った従業員から誘われたパーティーで、体験ダイビングを2008円でできる権利
を得たが、体験講習後、約2時間にわたって勧誘を受け、講習や器材購入などで計71万円の契約を
結ばされたという。その後も講習の度に勧誘が続き、最終的な契約額は180万円に上った。
(2009年10月10日 読売新聞)

ダイビング店に半年間業務停止
 若者をターゲットに高額なスキューバダイビング器材の購入や講習を強引に契約させたなどとして、
大阪府と東京都は9日、特定商取引法に基づき、関連器材の販売や講習を行う「エヌズ」(大阪市北区)
に対し、訪問販売に関する新規契約などの複数の業務について10日から半年間の業務停止を命じた。
 府消費生活センターによると、平成16年から今年9月までに計208件の相談が寄せられ、平均被害額
は約140万円。約500万円の契約を結ばされた人もいるという。
 センターによると、同社の従業員が20代の男女を「海に潜ったときの写真を見に来ないか」などと
店舗に誘い出し、体験ダイビング講習の契約を結ばせ、講習を終えた人を数人で取り囲んで執拗(しつよう)
に勧誘。数十万円する高額な器材や講座の契約を結ばせるなどしていたという。
(2009年10月10日 10:57)