史上最強のビジネス、それはタバコ会社ですよ。
タバコなんて今後喫煙人口が減っていくから斜陽だろ?って俺も最初は思ったんだ。それが一般的な見方
しかし、タバコは先進国でこそ喫煙者減だが、新興国/行進国では喫煙者増だ。タバコは
販売数量減を単価を上げることによって売上高を上げることが出来る。

コアな愛煙者によってタバコは価格が上がっても吸われるんだ。
日本に住んでいると価格が上がれば禁煙する人が減るのではないかと思われがちだが、それは
所得が増えない衰退国ニッポンであることと、属性の低い人たちに愛煙家が多いことが挙げら
れる。

それからタバコは合法的薬物だ。依存性が習慣を生み、この習慣から逃れることが出来ない。
米国タバコ会社は広告が禁止されているから、既存のタバコ会社が圧倒的有利で新規参入が事実上出来ない。
参入障壁が異常に高いビジネスだ。
タバコは100年前から何も代わらない。紙巻きタバコ/加熱式/電子タバコと徐々に流れはあるが
紙巻きタバコが未だに多数派。
タバコ会社は当初の生産設備を用意したら、新規の設備投資は殆どかからない。

広告宣伝費がかからなくて、設備投資がかからなくて、簡単に価格を上げてユーザーは
離れない。(単価を上げて販売数減をカバーできる)
味を変えたらユーザーは逃げるので、同じ製品をだだ作り続ければ良い。

それから最後に隠し球、マリファナだ。
米国では連邦政府レベルで大麻禁止だが、州ごとの法律では医療用大麻は可、娯楽用は駄目。
あるいは双方可のところカリフォルニアなど。
カナダは先日解禁されたし、オランダも解禁。先日、イーロンマスクがプカプカ合法州でマリファナ
吸ってた。

大麻の解禁は世界的な流れ。これは税収増と反社会的勢力の資金源になるより、国家でかんりしませう
と言う流れだな。

俺はタバコも吸わんし大麻なんぞ解禁されてもやらんが、この未来を信じて、アルトリアや
ブリティッシュ・アメリカンやフィリップモリス株を今の安い間に仕込んでおくよ。