〜〜リーリーのドレス34〜〜

「もうこんな時間だ ちょっと走ろうか」
「おとうしゃん…」
「なんだい、プミちゃん?」
「もうちょっと一緒に歩きまちょ」
「……うん」

〜〜

ゴゴゴゴゴォォオオーッ!ドスドスドスドスドス

爆風爆音と共に何かが走り抜けていった

〜〜

「何か通った?」
「何でしゅかね、KYO-TAI?」

「それでね、おとうしゃん…」ウフフ
「へぇー、そうなんだ」アハハ

夜の上野公園に手を繋ぎながら、ゆっくり歩くパンダの親子の姿があった

つづく