国際柔道連盟(IJF)の山下泰裕理事(60)が15日、新ルールの修正案をIJFに提出していたことを明かした。
ザグレブでのルール検証会議に出席するため羽田空港から出国。今年1月から世界選手権まで試行した新ルールについて
「多少の修正はあると思う。我々もGS(延長戦)が長いので制限時間をかける修正案を出した」と話した。指導差だけで試合終了の場合、
時間無制限で延長戦に入った。技で決着する試合が増えた一方、10分超の試合もありテレビ放送などで不都合が生じたという。
同会議で20年東京五輪までのルールがまとまる見通し。

山下理事が柔道ルールに修正案、延長戦に時間制限を - 柔道
https://www.nikkansports.com/sports/news/201710160000193.html

全日本柔道連盟の山下泰裕会長が17日に世界ジュニア選手権(18?22日)開催地のクロアチア・ザグレブで開かれる国際柔道連盟(IJF)の
ルール会議で、ゴールデンスコア(GS)の延長戦に時間制限を設けるように提案することを明かした。
離日前に羽田空港で取材に応じ、今年2月から試験導入されている新ルールは「大きく変わらない」との見通しを示した上で「GSでも投げ技で
決まるのは見応えがあるが、拮抗(きっこう)した試合になると長くなる。エンドレスではなく制限を設ける」と話した。制限時間や決着方法は会議で
議論を重ねるとした。

柔道・山下会長 延長戦時間制限を提案へ「拮抗すると長くなる」
http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2017/10/16/kiji/20171016s00006000001000c.html